アップルは1月16日、Mac OS X Leopardに搭載されるTime Machineのコンパニオン製品として位置付けられる新モデル「Time Capsule」を発表した。出荷は2月開始の予定で、AirMac Extremeは併売される。
新製品のTime Capsuleは、IEEE802.11n(ドラフト 2.0準拠)/a/g/bに対応した無線LANルータ機能を内蔵したNASで、無線環境でMac/Windows PCのバックアップを気軽に行なえるのが特徴だ。HDD(7200rpm)容量に応じて2モデルが用意され、Apple Storeの価格は1Tバイト版が5万9800円、500Gバイト版が3万5800円となっている。
外観や背面の端子類は既存のAirMac Extremeを踏襲しており、4基のギガビット対応ポート(LAN側×3/WAN側×1)と1基のUSBポート(プリンタやHDDを接続可能)で構成される。本体サイズは、197(幅)×197(奥行き)×36.3(高さ)ミリとAirMac Extremeの165(幅)×165(奥行き)×34(高さ)ミリを二回りほど大きくした格好で、重量はAirMac Extreme(約753グラム)の2倍近い約1587グラムとなる。その分、電源は内蔵され、AirMac ExtremeのようなACアダプタはなくなった。
WPA/WPA2、128ビット/40ビットのWEPといったセキュリティ機能はAirMac Extremeに準じており、対応OSはMac OS X 10.4以降(Time MachineによるバックアップはMac OS X 10.5.1以降)、Windows XP(SP2)/Vistaとなっている。
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