ただ安くなっただけではない「24インチiMac」をチェックした:24インチiMac Trilogy I(1/2 ページ)

» 2009年05月14日 18時00分 公開
[後藤治,ITmedia]

グラフィック性能を強化したNVIDIAベースのiMac

24インチiMac

 アップルのコンシューマー向けデスクトップPCで主力となる「iMac」シリーズが、3月3日にフルモデルチェンジを果たした。現在、日本国内で主流となっている液晶一体型モデルであり、旧モデルが店頭で人気を博していたのも記憶に新しい。ここでは、以前取り上げた新型Mac miniと同様に、「24インチiMac Trilogy」と題して、Mac OS X Leopard、Windows XP、Windows Vistaの各環境でテストしたリポートをお届けする。まずはMac OS X編から始めよう。

 新型iMacのラインアップは、従来と同じく24型ワイド液晶(1920×1200ドット)搭載の上位モデルと、20型ワイド液晶(1680×1050ドット)を備えた下位モデルという構成だが、これまでの3モデル(上位2、下位1)から4モデル(上位3、下位1)に増加している。

新型iMacの主なスペック
型番 MB417J/A MB418J/A MB419J/A MB420J/A
CPU 2.66GHz Intel Core 2 Duo 2.93GHz Intel Core 2 Duo 3.06GHz Intel Core 2 Duo
2次キャッシュ 6Mバイト(共有)
FSB 1066MHz
チップセット GeForce 9400M GeForce GT 120 GeForce GT 130
メモリ 2Gバイト 4Gバイト
最大搭載メモリ 8Gバイト
HDD 320Gバイト(7200rpm) 640Gバイト(7200rpm) 1Tバイト(7200rpm)
光学ドライブ DVD±R DL対応最大8倍速SuperDrive
グラフィックス GeForce 9400M GeForce GT 120 GeForce GT 130
グラフィックスメモリ 256Mバイト(共有) 256Mバイト 512Mバイト
液晶ディスプレイ 20型ワイド(1680×1050ドット) 24型ワイド(1920×1200ドット)
USB USB 2.0×4
FireWire FireWire 800×1
有線LAN ギガビット対応
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト)
Bluetooth Bluetooth 2.1+EDR
本体サイズ 485(幅)×189(奥行き)×469(高さ)ミリ 520(幅)×207(奥行き)×520(高さ)ミリ
重量 約9.1キロ 約11.5キロ
Apple Remote 別売
Apple Store価格 12万8800円 15万8800円 19万8800円 24万8800円

 新モデル最大の特徴は、チップセットがインテルからNVIDIAのグラフィックス統合型チップセット「GeForce 9400M」ベースに移行し、メモリを800MHzのDDR2から1066MHzのDDR3に変更するというアーキテクチャの一新だ。

 また、上位2モデルは外付けグラフィックス機能としてNVIDIAの最新GPU「GeForce GT 130」「GeForce GT 120」を採用し、CTOの選択肢にATI Radeon HD 4850が加わった。これにより、従来機種(最下位モデル)と比較すると、GeForce 9400Mで最大2.3倍、GeForce GT 120で最大2.6倍、GeForce GT 130で最大4.2倍、ATI Radeon HD 4850で最大6倍というグラフィックス性能の向上を実現したという。

 一方、表面をガラスで覆ったフラットなディスプレイや、アルミニウムの外装など、基本的なデザインは従来モデルを引き継いでいる。ただし、背面を見ると各種端子の内容が一部変更されており、左からヘッドフォン/マイク端子、USB 2.0×4、FireWire 800、ギガビットLAN、Mini DisplayPortが並ぶ。USB 2.0が1基増えた半面、FireWire 400ポートが省かれ、ビデオ出力もMini-DVIからMini DisplayPortに変わっている。

1920×1200ドット表示に対応した24型液晶ディスプレイを搭載する。パネル表面をガラスで覆った黒縁のデザインは従来と同じだ

本体背面の左下に各種ポートがレイアウトされている。左からヘッドフォン/マイク端子、USB 2.0×4、FireWire 800、ギガビットLAN、Mini DisplayPortが並ぶ(写真=左/中央)。液晶ディスプレイ上部にはiSightが内蔵される(写真=右)

アーキテクチャの刷新にあわせてメモリがDDR3(PC3-8500)に変更された。メモリスロットは液晶ディスプレイの“アゴ”の部分にあり、スタンドの裏にメモリの増設/交換の手順が書かれているので、ユーザー自身によるメンテナンスも容易だ。評価機では2基のスロットが2Gバイトのモジュール×2で埋まっていたが、最大8Gバイトまでサポートされる

iMacに付属するアルミニウムの超薄型キーボード「Apple Keyboard」と「Mighty Mouse」。CTOオプションにはテンキー付きモデルや、ワイヤレスモデルも用意されている

※記事初出時、液晶ディスプレイのスペックに誤りがありました。おわびして訂正いたします。


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