新型Mac miniでVistaをサックリ動かしたMac mini Trilogy III(1/2 ページ)

» 2009年03月16日 16時16分 公開
[王深紅,ITmedia]

新型Mac miniにWindows Vista Ultimate(SP1)を導入

新型Mac mini

 新型Mac miniのパフォーマンスをチェックする「Mac mini Trilogy」。前々回はMac OS X(「見た目は旧式、中身はCoolな新型Mac miniをチェックした」)、前回はWindows XP(「新型Mac miniでWindows XPを走らせた」)とチェックしてきたが、完結編では、OSにWindows Vistaを導入してパフォーマンスを計測した。

 今回インストールしたのは32ビット版Windows Vista Ultimate(SP1)で、Windows用のドライバはパッケージに付属する「Mac OS X Install DVD」に入っており、メディアを挿入すると「Boot Campインストーラ」が起動するのはこれまでと同様だ。Boot Campのバージョンは2.1で、Buildは1284となっており、のちほど取り上げる新型iMacと共通だ。

 それでは、新型Mac miniの上位モデル(MB464J/A)のシステムプロパティやデバイスマネージャ画面などを確認していこう。


Apple StoreのBTOでより高速なCPUも選択可

付属DVDのBoot Campのバージョンは2.1(Build 1284)

 これまでの記事で触れてきたが、Mac mini上位モデルの主なハードウェアスペックは統合型チップセットのGeForce 9400Mを中心に、CPUがCore 2 Duo P7350(2.0GHz)、メモリはDDR3(PC3-8500対応)の2Gバイト(1Gバイト×2)で構成される。HDDは容量320Gバイト(5400rpm)、光学ドライブはスロットインタイプのDVD±R DL対応最大8倍速SuperDriveとなっており、下位モデル(MB463J/A)との違いはメモリ容量(1Gバイト)とHDD容量(120Gバイト)だけだ。

 Apple Storeの価格は上位モデルが8万9800円、下位モデルが6万9800円と2万円近い差がある。腕に自信があるユーザーは下位モデルをベースにパーツを強化していくのもありだが、CPUは基板じか付けであり、分解作業も手間がかかる。ちなみに、Apple StoreのBTOではCPUを2.26GHzのCore 2 Duo、メモリを4Gバイト(2Gバイト×2)まで強化できるが、HDDは320Gバイトが最大だ。

CPU-Z 1.50の画面

デバイスマネージャ画面

Boot Campコントロールパネルの画面

Vista環境でもデュアルディスプレイ出力に対応

 従来機との比較では、無線LANがIEEE802.11b/gからIEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト準拠)になり、BluetoothもBluetooth 2.0+EDRからBluetooth 2.1+EDRと順当にアップグレードした。背面のインタフェースはUSB 2.0が4基から5基に増え、FireWireは400から800になったほか、外部ディスプレイ出力がDVIからMini DisplayPort+Mini DVIに変更された。

 Mac OS XやWindows XP環境と同様、標準添付のMini-DVI→DVIアダプタと別売のMini DisplayPortアダプタを利用することで、デュアルディスプレイ出力が行えるのも変わりない。さらに、Apple Mini DisplayPort Dual-Link DVI アダプタを経由すれば30インチApple Cinema HD Display(2560×1600ドット表示)も接続が可能だが、それぞれのアダプタは本体に固定できず、意外と外れやすいのが気になった。

GPU-Z 0.3.2の画面。GPUのコアクロックは450MHzで、ForceWareのバージョンは177.56だ
NVIDIAコントロールパネルの画面
Bluetoothデバイスの画面

下が初代Mac miniで、上が新型Mac miniの背面
別売のMini DisplayPort→VGAアダプタと、標準添付のMini-DVI→DVIアダプタ
2つのアダプタを接続するだけで、デュアルディスプレイを簡単に実現できる

 次のページでは、各種ベンチマークテストの結果を見ていく。

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