電源ユニットの電源効率を示す認証制度「80 PLUS」で、最高ランクの「80PLUS GOLD」認証を受けた電源ユニット「ENERGIA-1000P」と「ENERGIA-800P」が複数のショップに入荷した。価格は定格1000ワットのENERGIA-1000Pが3万円弱で、800ワットのENERGIA-800Pは2万5000円弱となる。在庫は潤沢だ。
ENERGIA-1000P/800Pは着脱式の電源ケーブルを採用したATX電源で、直径13.5センチのファンを搭載している。+12ボルトはシングルレーンで、1000Pは最大75アンペア、800Pは最大64アンペアの電流に対応。+5ボルトは両モデルともに最大30アンペアとなる。
80PLUS GOLDは、電源の負荷率が20%と100%のときに87%以上、負荷率50%のときに90%以上の変換効率が確認されたモデルが取得できる。「変換効率が高いとむだな電気代がかからないうえ、発熱なども抑えられます。信頼性の1つの指標として気にするユーザーは増えていますね」(クレバリー1号店)という。
さらに、ENERGIA-1000P/800Pは価格の安さでも話題となっている。店頭で売られている電源ユニットで80PLUS GOLD取得の第1号は、8月に登場したOCZの「OCZ-Z1000M」「OCZ-Z850M」で、価格は1000ワットのOCZ-Z1000Mが3万8000円前後、850ワットのOCZ-Z850Mが3万2000円前後だ。ツートップ秋葉原本店は「電源ユニットに関しては、安すぎると壊れやすいのではという不安が出るため、価格重視で選ぶ人は少ない。ただ、ENERGIA-1000P/800Pは80PLUS GOLDを取得していることで、価格のアピール力が生きていますね」と分析していた。
とはいえ、80PLUS認証が電源ユニットの人気の体勢にはあまり影響を与えていないという声もある。ある店員さんは「電源ユニットの信頼性は正しく動作しているときの変換効率も大事ですが、壊れにくさを重視する人のほうが多いですね。このため、シリーズのブランド力が圧倒的なアピール力を持っています。そのうえで80PLUSのグレードを比較する人が多いでしょう」と話していた。
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