Core i世代に完全移行した新型「iMac」を試す:新旧「iMac」を比較(前編)(2/2 ページ)

» 2010年08月06日 12時00分 公開
[後藤治,ITmedia]
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最廉価モデルの性能向上が光る

 Mac OS X環境下では、CINEBENCH R10とiTunesを使ったエンコード時間を実測した。

3.06GHzのCore i3を搭載する最廉価モデル「MC508J/A」と、2.8GHzのCore i5を搭載する最上位モデル「MC511J/A」

 まず、CINEBENCH R10の結果を見ると、Multiple CPUのスコアは、27型モデルが12165から12710への微増だったのに対して、21.5型モデルでは6526から8642と大幅に向上している。CPUクロックとコア数は同じだが、Core 2 DuoからCore i3への変更は性能面で大きく貢献しているようだ。国内PCメーカーの液晶一体型デスクトップPCの多くが(排熱処理や機構上の制約から)ノート向けプラットフォームを採用している点を考えると、最廉価モデルのiMacでも十分魅力的なパフォーマンスを備えていると言える。また、OpenGLの結果も21.5型モデルでは5063から6512と、スコアが29%ほど向上した。旧27型iMacの最上位モデルにも迫るスコアで、コストパフォーマンスの高さが光る。

 一方、iTunesでファイル変換にかかる時間を実測した結果は、21.5型/27型の双方で順当に時間を短縮した。Appleロスレスファイル(再生時間10分)のAAC変換は手動による誤差の範囲だが、QuickTimeファイル(再生時間1分)の「iPod/iPhone用」変換では、やはりクアッドコアの27型モデルが新旧いずれも速く処理を終えた。

CINEBENCH R10とiTunesを使ったベンチマークテストの結果

 なお、一足早くCore i世代に移行した27型モデルは、液晶上部から背面にかけてボディが熱を帯びたが、これと同様、21.5型モデルでもベンチマークテストなど負荷の高い処理を続けていると、背面の排気スリット付近が非常に熱くなった。頻繁に手で触れる部分ではないものの、夏場は空調や置き場などに気をつける必要があるかもしれない。

 後編ではWindows 7環境でのテスト結果をお届けする(→後編へ)。

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