第1回 「VAIO Z」のクアッドSSDを味わう:VAIO Z 長期使用リポート(1/2 ページ)

» 2010年12月09日 15時30分 公開
[望月瞬(撮影:矢野渉),ITmedia]

“これを待ってた”と思った人は多いはず。そして今でも……

ソニーのハイエンドモバイルノート「VAIO Z」

 ソニーの「VAIO Z」は、VAIOシリーズの中でハイエンドモバイルに位置するノートPCだ。特に、2010年3月にリニューアルされた春モデルは、液晶ディスプレイのサイズが13.1型ワイドという大きさながら1920×1080ドットの高解像度や、Core i7をはじめとする強力スペックを選べるなど(ソニーストアのVAIOオーナーメードモデルの場合)、それまでのモバイルノートの殻を破った製品として大きな注目を集めた。予約段階から注文が殺到し、ソニーストア(旧ソニースタイル)へ非常にアクセスしづらくなったのは記憶に新しい。

 この新生VAIO Zを一望して、“これを待ってた”とヒザを打った人は多いのではないだろうか。かくいう筆者もその一人で、書きかけの記事を投げ出してソニーストアへアクセスし続け、何とか購入できた。最初は買えなくてもいいかと思っていたものの、半分意地の世界。徐々に目的(購入)と手段(ソニーストアへのアクセス)が入れ替わってきて、アクセスできた勢いにまかせて、ポチッってしまったのが本音だ。手に入らないモノほど欲しくなる……。そんな人間心理を実感したわけだが、むろん後悔はしていないし、満足・愛用している。

 そんな折、PC USER編集部からハイスペックな構成のVAIO Z(VAIOオーナーメードモデル)を借用する機会を得た。自前のVAIO Zと合わせて、いろいろと使い込んでみることにする。今回は初回なので、やや助走気味の内容になることをご容赦いただきたい。


最初から全力投球したという新型VAIO Z

今回借りたVAIO Zの天面は、新柄の「インフィニートストライプス」。遠目にはブラックだが、近くから見ると不規則なストライプ柄になっており、凝ったデザインだ

 2010年3月以降のVAIO Zは、夏モデル、秋モデルとマイナーチェンジしてきたが、本体デザインやインタフェース類、基本的なアーキテクチャといった根幹の部分は変わっていない。

 最も大きな変化は、夏モデルのVAIOオーナーメードモデルにおいて、無線WAN(NTTドコモのFOMA網)とWiMAXの同時搭載が可能になったことだろう。無線WAN、WiMAX、無線LAN、Bluetoothという、ワイヤレス通信機能の全搭載が選べるようになった。無線WANを搭載すればGPS機能も利用できる。

 2010年秋モデルが登場したとき、VAIO Zの開発に携わったソニーの方に話を聞く機会があった。その中で、「2010年春モデルの時点で全力を注いだので、ほとんど変えるところがない」とのコメントが印象に残っている。

 ユーザー目線でいえば、USB 3.0が欲しかったとか、HDDと光学ドライブの同時搭載が欲しかったとか、いろいろと細かい要望が出てくるものだが、使い方や周辺機器の追加でカバーできるところではある(VAIOオーナーメードモデルで光学ドライブを搭載するには、ストレージをSSDにする必要がある。内蔵HDDと光学ドライブは排他)。次なる大きな変化は、まだ先の話だろう。

 ちなみに、春モデルの購入時にWiMAXを選んだ筆者としては、無線WANとWiMAXの同時搭載は結構悔しかったりする。ただ、筆者の行動範囲ではWiMAXや無線LANスポットで何とかなることもあり、どうしようもないときはメインで使っているドコモのFOMA携帯電話をUSB接続のモデムにしてインターネット接続している。

iconicon Sony Style(ソニースタイル)
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