iOS担当者が明かす、この夏注目の大作アプリNike+も大幅リニューアル(3/5 ページ)

» 2012年05月15日 08時00分 公開
[林信行,ITmedia]

夢も理解も広がるおすすめの電子書籍

 続いて、注目の電子書籍系アプリケーションの紹介があった。

Avatarの製作も手掛けた人物による、美しいグラフィックスの電子絵本。最初から日本語に対応予定

 1つ目は「Star Academy」。映画Avatarなどのアニメーターを勤めたDylan Cole氏がデザインしたという電子絵本だ。

 宇宙飛行士を目指す子どもが主人公の絵本だが、絵がきれいなうえに、やり過ぎ感のない適度なアニメーション、適度なインタラクションがなんともきれいだった。この電子書籍は7月に世界同時リリースで、日本語も同時配信を開始する予定だという。非常に楽しみなアプリケーションだ。

 次に紹介されたのは、「Barefoot World Atlas」。これは筆者も個人的に大好きなアプリケーション、Google Earth以来ともいえるくらいの衝撃と楽しさを覚えた、地球についてもっと深く知るためのアプリケーションだ。

 滑らかに回転するバーチャル地球儀の上に、さまざまな民族衣装を着た人や珍しい動物、乗り物、建物がひしめきあっている。ズームをすると、それらの音が聞こえてくる。ここで、これらをタップすると、その詳細が表示されたり、写真が表示されたりする。世界についてもっとよく知るための子どもと一緒に楽しめる(そして大人1人でも楽しめる)、とてつもなく素敵な百科事典アプリケーションだ。

 この夏オリンピックが開催されれば、テレビにはいろいろと聞き慣れない国の選手たちも登場する。そんな時、このアプリケーションを立ち上げて、それらの国を探したり、その国の文化を深く調べてみたら、ゲームに対する印象もかなり変わってくるかもしれない。

 現在、App Storeにあるアプリケーションは英語版だが、6月下旬から7月上旬にはiPhoneやiPod touchにも対応したユニバーサルアプリケーションとなり、英語以外の言語第1号として日本語版がリリースされる予定だそうなので、その際にはぜひとも別途記事で取り上げたい。

見ているだけで楽しい地球儀を回して世界の国々をもっと深く知ることができる百科事典アプリケーション。人口などの統計は(米国ではSiriも参照している)Wolfram Alphaというサービスから日々、最新の情報をひっぱってきているという

 3つ目のおすすめ電子書籍アプリケーションとして紹介されたのは、日本が世界に誇る科学雑誌「Newton」だった。同雑誌は1〜2週間以内にNewsstandを通して配信予定で、その際に、まずは創刊号と2012年6月号が配信される。創刊号は無料、6月号は単体購入で500円の予定だ。また年間購読料は3000円だが、6月15日までは創刊記念として2500円で申し込めるという。

 電子雑誌というと、ただ紙に印刷されたページをPDFとして取り込んだだけのものが多いが、このNewton電子版では、例えばDNAの構造の図を指でタッチして自由自在に回転させたりできる。さらにiPadのRetina Displayにも対応しているため、ハッブル望遠鏡からの宇宙の写真を見るにしても、紙版のNewtonでは確認できないような小さな星なども楽しむことができるという。比較図なども、図を2つ並べて右を見たり、左を見たりするのではなく、同じ画面で切り替えて表示したりできるので比べやすそうだった。

あの科学雑誌「Newton」がNewsstandから購読可能に。記念で無料配布される創刊号はDNAの塩基配列を見ることができる内容など、インタラクティブなコンテンツも満載で、紙版よりも分かりやすい

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