軽量・コンパクト化を果たしてさらに低価格に――「BlackBerry Curve 9300」ドコモ スマートフォン

» 2010年11月08日 12時37分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo コンパクトで軽量なボディが特徴の「BlackBerry Curve 9300」

 Research in Motion Japanがドコモ向けに投入する「BlackBerry Curve 9300」は、BlackBerryシリーズの薄型で軽量な最新モデルだ。「BlackBerry Bold 9700」よりもコンパクトなこの端末は、価格も安くなる見通しで、BlackBerryをさらに導入しやすくする先兵としての役割を担う。

 Curveの名は、端末の外観を縁取るフレームが美しいカーブを描くことに由来する。米国ではメインストリームに位置づけられる主力端末だ。ボディサイズは幅60×高さ109×厚さ13.9ミリと非常に小さいが、打ちやすいQWERTYキーボードを継承。重さは104グラムと、国内で投入された歴代のBlackBerryシリーズの中で最軽量を誇る。

 BlackBerryシリーズではおなじみの、会社やインターネットサービスプロバイダ(ISP)が提供するPC向けのメールをプッシュで自動的に受信する便利なメール機能を備え、PCメールを多用している人は重宝する。メールアカウントの設定も、プロバイダを選択してアカウント情報を入力するだけでよく、POPサーバやSMTPサーバの設定を細かく入力する手間がないのはうれしいポイント。さらにspモードに契約すれば、spモードの一部の機能も利用可能になる。12月上旬からは、「@docomo.ne.jp」のアドレスを用いたメールが利用可能になる。ただしデコメールは利用できない。

 本体上部には音楽操作用のボタンを備え、マルチメディア機能も拡充。iTunesやWindows Media Playerとの同期機能も備え、最大32GバイトまでのmicroSDHCを利用してマルチメディアファイルも自在に扱える。

 アプリケーションは独自のアプリ販売サイト「BlackBerry App World」を通じて入手可能。ドコモがセレクトした独自のアプリケーションも提供予定だ。

Photo ボタンは本体と一体となっている。背面はマットな質感で滑りにくく手になじむ
「BlackBerry Curve 9300」の主な仕様
機種名 BlackBerry Curve 9300
OS BlackBerry OS
CPU 非公開
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約60×109×13.9ミリ
重さ 約104グラム
連続通話時間 W-CDMA:約230分、GSM:約250分
連続待受時間 W-CDMA:約260時間、GSM:約310時間
カメラ 有効約200万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売/最大2Gバイト)、microSDHC(別売/最大32Gバイト)
ディスプレイ 約2.4インチQVGA(320×240ピクセル)6万5536色
ボディカラー Graphite Gray
主な機能 WORLD WING(3G+GSM)、FOMAハイスピード(HSDPA 3.6Mbps)、GPS、Bluetooth、Wi-Fi、ドコモマーケット ほか
発売時期 12月予定

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