写真で解説する「SIRIUSα IS06」(2/3 ページ)

» 2010年10月25日 09時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

動作は軽快、実用性と楽しさを兼ね備えた3D UIも採用

 先に触れたように、IS06はOSにAndroid 2.2(Froyo)を搭載しており、軽快に動作する。展示機はAndroid 2.2Update1で、日本語表記などもほぼ完全といえる状態だった。

 ホーム画面は最下段のアイコンは固定されており、「通話」「ブラウザ」「アドレス帳」「ホーム/メニュー切り替え」が並ぶ。メニューは四角い枠に囲まれたアイコンが並ぶタイプで、iPhoneと似ている。

photophoto ホーム画面はAndroid端末では一般的なガジェットやショートカットを並べるタイプ。写真右の「トーク」アイコンが微妙にずれているのが分かると思うが、ホーム画面ガジェットやショートカットは自動整列はされず、重ねるようにして配置することも可能。整列を実行すると一定間隔に配置される
photophotophoto メニューはカラフルなアイコンがタイル状に並び、横方向にフリックしてページを切り替える。展示機では2ページ分+1つのアイコンが並んでいた

 ホーム画面は「3D」が1つのキーワードになっており、立体的なアイコン、7面のホーム画面が筒状に表示される3Dポリゴンメニューに加え、オリジナルの3Dウィジェットも準備されている。

photophotophotophoto プリセットされている3Dウィジェットは「時計」「世界時計」「カレンダー」「フォトフレーム」「ボイスメモ」の5つ。下部の一覧からアイコンを長押ししてホーム画面に配置するだけ。カレンダーはタップすると拡大して月間表示になるほか、左右にフリックすると微妙に向きが変わるなど芸が細かい
photophotophoto 時計はアナログ/デジタル表示の凝ったデザインが計11種類準備される
photophotophoto 世界時計はスワイプすると地球が回転し時刻の表示される都市も変化する(写真=左、中)。ボイスメモはデザイン的に凝ったものではないが、ホーム画面のままタップするだけでサッと録音のオン/オフができるのは便利そうだ(写真=右)

 音声通話関係の機能も充実している。ダイヤル画面は3種類があり、いずれも数字キーが大きく配置されていて使いやすい。履歴にCメールも含まれるなど、au向けのカスタマイズもしっかり行われている点は好感が持ている。なお、Cメールについては発売段階では受信のみで、発表会で確認した範囲では年度内を予定しているEメール(EZwebメール)の対応時に、Cメールの送受信にも対応する予定とのこと。

photophotophotophoto ダイヤル画面は操作性重視といえるデザイン。ダイヤル画面からでも「*」の長押しでマナーモードのオン/オフができる点は、フィーチャーフォンから移行する人には分かりやすそうだ
photophotophotophoto 履歴にはしっかりとCメール受信履歴も含まれる(写真=左端)。通話時間の表示やイヤフォンマイク利用時の自動着信オン/オフ、着信拒否関連の設定なども可能。音声通話利用への配慮も細かい(写真=左中、右中、右端)

 通知や音量などに関連する設定も細かく用意されている。設定メニューはフィーチャフォン同様にジャンル分けされており、操作も分かりやすい。

photophotophoto 電話機としての基本機能の設定はジャンル分けされ、1画面で一括して設定できる。音量も機能ごとに1画面内で分かりやすく設定できる
photophotophotophotophoto アドレス帳などで表示されるフォントサイズは変更が可能で、個別のアプリなどには影響しない。タッチ操作のフィードバック(振動)は、オン/オフと強度調整ができる
photophoto 留守番電話(ネットワーク対応)や転送電話の設定もほぼフルにサポートしている

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