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» 2011年02月08日 15時21分 UPDATE

Twitterクライアントレビュー:インタフェースが秀逸な「moTweets」が一歩リード――Windows Mobileアプリ編 (1/2)

iPhone版、Android版のTwitterクライアントをレビューしてきた本連載。最後は「Windows Marketplace」で入手できる無料、有料のWindows端末向けアプリのレビューをお届けしよう。

[小竹佑児(ゴーズ),ITmedia]

 昨今、iPhone 4やAndroidの陰に隠れてやや存在感が薄くなりがちなWindows phone。だが、海外では次期バージョンの「Windows Phone 7」を搭載したモデルが登場するなど、明るいニュースも聞こえてきた。今回は、そんなWindows phoneで利用できる無料、有料Twitterクライアントを5つピックアップ。実際に試用して操作感などを確かめた。なお、アプリは「Windows Marketplace」で配信されているものを選び、試用にはWindows Mobile 6.5.3を搭載したauの「IS02」を用いた。

 前回と同様「アプリ詳細」では、タイムラインの見やすさやデザインのよさなどを「閲覧性」、過去のタイムラインを簡単に読み込めるか、タイムラインやメンションなどを一括で更新できるか、UI(ユーザーインタフェース)の使い勝手はよいかなどを「操作性」、フォントや背景の画像を変えられるか、マルチアカウントに対応しているか、自動更新の時間を設定できるかといった設定の充実度を「カスタマイズ性」として最大5つの★で評価している。

photo 左から「Rewit」「Azurea」「Frother」「3S Tweet」「moTweets‐Premiere Twitter App」

操作性に優れたインタフェースが秀逸――「Rewit」

アプリ詳細
アプリ名 Rewit
提供 理音伊織
価格 無料
閲覧性 ★★★★
操作性 ★★★★
カスタマイズ性 ★★★★★

 「Rewit」はタッチパネルで快適に操作できる分かりやすいUIが魅力。アプリ起動後に表示される基本メニューでタイムライン、リプライ、ダイレクトメッセージなどを左にフリックすることで閲覧できる。スピーディに画面をスクロールできるので、大量のつぶやきをチェックする必要がある場合でも安心だ。複数アカウントを利用できるほか、多彩なカスタマイズ機能にも対応。フォントや色、サイズ、テーマなど、細かい部分まで変更できるのがうれしいところだ。

 リプライなどの各種操作を行う場合は、任意のつぶやきを選択し、画面下のメニューボタンをタップする。そこに「リプライ」「公式RT」「QT」などのメニューが表示され、各種操作を行える。なお、画像は「TwitPic」のほか、「携帯百景」「はてなfotolife」にも投稿可能。定番サービスだけでなく、日本のサービスに対応している点がユニークだ。

 無料アプリとしての機能性やカスタマイズ性は十分。インストールして損はないだろう。

photophotophoto Rewitでタイムラインを表示。自分がどのつぶやきを選択しているかが、左のカーソルで分かる(写真=左)。背景やフォント、スタイル、サイズなどを細かく設定可能。背景画像は自分で撮影したものも設定できる(写真=中)。画像投稿は定番の「TwitPic」のほか、送信先のEメールアドレスを登録することで、「携帯百景」「はてなfotolife」にも投稿できる(写真=右)

ショートカットキーでサクサク操作できる――「Azurea」

アプリ詳細
アプリ名 Azurea
提供 Yutaka Tsumori
価格 無料
閲覧性 ★★★★
操作性 ★★★★
カスタマイズ性 ★★★★

 タッチパネルとキーボードのどちらでも快適に操作できるTwitterクライアント。タイムラインは、個々のつぶやきのすべてを表示するのではなく、1行ごとに省略表示されるスタイルを採用しており、大量のつぶやきを確認しやすい。タイムライン、リプライ、ダイレクトメッセージのアイコンが大きく、誤操作しにくいインタフェースも秀逸だ。リプライ画面でアイコンの横に表示された「+」をタップすることで、相手が自分のどのつぶやきに対して送った返信なのかをひと目で確認できるのも便利だ。

 ユニークなのがQWERTYキーによるショートカット。例えば、リプライを送りたい場合は、つぶやきを選択して[R]キーを押すと、入力欄に相手のアカウントが即座に入力される。同様に[T]キーを押すと、リツイートできる。メニューボタンをタップして、そこからリプライを選択し……といった操作を一足飛びに省略できるので、実用性は非常に高い。なお、ショートカットの一覧はオプションメニューの「ショートカット一覧」で確認できる。QWERTYキーを駆使して、スピーディにTwitterを楽しみたい人にお勧めだ。

photophotophoto Azureaのタイムライン。つぶやきは1行ごとに表示され、特定のつぶやきを選択するとすべての内容が表示される(写真=左)。リプライ画面では相手がどのつぶやきに対して返信したのかが階層表示される(写真=中)。多彩なショートカットに対応。素早く各種操作を行える(写真=右)

シンプルな機能性・操作性が魅力――「Frother」

アプリ詳細
アプリ名 Frother
提供 狩野太郎
価格 無料
閲覧性 ★★★★
操作性 ★★★
カスタマイズ性 ★★★

 シンプルなインタフェースを備えるTwitterアプリ。画面右側に吹き出しのキャラクターを配置し、右側のキャラをタップするとつぶやきの新規投稿、左側のキャラをタップすると新しいつぶやきを読み込める。また、画面左下には「Twitter」ボタンを配置。ここにはメインのタイムラインに戻る「ホーム」、ダイレクトメッセージを確認できる「DM」や「お気に入り」を表示できる。全体にすっきりとまとめられており、インタフェースの操作感は上々だ。

 頻繁に検索する文字列やユーザー、ツイート、リストをあらかじめ登録できる独自機能「ブックマーク」にも対応。注目しているユーザーのつぶやきや、チェックしておきたいリストなどを登録しておくことで、素早く表示できる。大量のユーザーをフォローしており、メインのタイムラインをチェックしきれない場合に活用するといいだろう。

 本アプリは、タイムラインの読み込みや画面スクロールもスムーズ。マルチアカウントに対応しているのもうれしい。派手な機能はないが、堅実な機能性と操作性が好印象だった。

photophotophoto Frotherのタイムライン。すっきりと表示され視認性が高い(写真=左)。独自機能「ブックマーク」。ユーザーを登録してタップすると、そのユーザーの最新のつぶやきを閲覧できる(写真=中)。設定メニューも豊富。「テーマ」では、アイコンサイズやフォント、フォントのサイズなどを設定できる(写真=右)
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