「Echofon」と「Twitter」が軽くて使いやすい――iPhone無料アプリ編Twitterクライアントレビュー(1/2 ページ)

» 2010年10月12日 09時00分 公開
[小竹佑児(ゴーズ),ITmedia]

 新たなソーシャルメディアとしてすっかり世間に定着してきた感がある「Twitter」。流行の背景には、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで快適にTwitterを利用できるクライアントが豊富にそろっていることが挙げられる。事実、AppStoreやAndroid マーケットには無料から有料のものまで、どれを選べばいいのか迷ってしまうほど多数のTwitterアプリが配信されている。そこで今回は、定番ともいえるiPhoneの無料アプリを5つピックアップ。それぞれの使い勝手や機能をチェックしてみた。

photo 左から「Echofon for Twitter」「TweetDeck for iPhone」「TweetMe」「Twitterrific for Twitter」「Twitter」

 「アプリ詳細」にそれぞれ設けた「閲覧性」は、タイムラインの見やすさやデザインのよさなど、「操作性」は過去のタイムラインを簡単に読み込めるか、タイムラインやメンションなどを一括で更新できるかなどUIの良さについて、「カスタマイズ性」は、フォントや背景の画像を変えられるか、マルチアカウントに対応しているか、自動更新の時間を設定できるかなど、設定の充実度を確認。最大5つの★で評価した。

初めてのTwitterアプリに最適――「Echofon for Twitter」

アプリ詳細
アプリ名 Echofon for Twitter
提供 naan studio, Inc.
価格 無料
閲覧性 ★★★★★
操作性 ★★★★
カスタマイズ性 ★★★

 シンプルな機能とインタフェースで人気を集めている定番アプリ。操作の基本は画面下部に並んだホーム(タイムライン)、関連ツイート(メンション)などのアイコンをタップして切り替える仕様で、初見でもすぐに操作しやすい。つぶやきをタップすると表示される画面から、返信、リツイートをしたり、つぶやき主のプロフィールを参照したりできる。

 フォロー数が多い人に役立つ「リスト」にも対応している。すでに作成されているリストの閲覧だけでなく、新規にリストを作成することも可能だ。

 リプライやダイレクトメッセージが届いたときに通知してくれるプッシュ通知にも対応。頻繁に自分あてのメッセージが届く人にとっては重宝する機能だ。ただしこの機能は無料版の場合、相手もEchofonを利用している必要がある。ほかのクライアントなどからつぶやかれたメッセージを通知したい場合には、有料版の「Echofon Pro」(600円)を購入しよう。

 無料版ではタイムラインの最上部に広告が表示されるが、シンプルな機能で使い勝手も上々。アプリ自体の動作も軽い。“初めてのTwitterアプリ”として、利用してみる価値は十分にあるだろう。

photophotophoto 新規リストの作成画面。リスト名、リストの説明を入力できるほか、プライバシー設定を行える(写真=左)。プッシュ通知の設定画面では、通知するツイートの種類を選択可能。また、スリープでは「○時から○時まではプッシュ通知をオフにするという設定も行える(写真=中)。Mac版、Firefox版のEchofonと同期する機能にも対応。既読のつぶやきがPC上でも同期されるので、二重にチェックする手間が省ける(写真=右)


「カラム」の切り替えが快適――「TweetDeck for iPhone」

アプリ詳細
アプリ名 TweetDeck for iPhone
提供 lain Dodsworth
価格 無料
閲覧性 ★★★★
操作性 ★★★
カスタマイズ性 ★★★★

 「TweetDeck for iPhone」は、タイムラインと面ション、ダイレクトメッセージ(DM)などを、アイコンをタップすることで切り替えるのではなく、「カラム」と呼ばれる列を瞬時に切り替えられるのが特徴。例えば、左にフリックしてメンションに、さらに左にフリックするとDMに、といった具合だ。切り替える項目を追加、削除することで、自分仕様にカスタマイズできる。

 TweetDeckはPC版のクライアントも提供されており、iPhone版との同期が可能。すでに読んだつぶやきをPC上で再度、既読にする手間を省けるので便利だ。PC版を利用している人はもちろん、フォロー数が多く、タイムラインが煩雑になりがちなヘビーユーザーにも役立つだろう。

 設定メニューが日本語に対応していないのが難点だが、日常的に使う分にはよほど細かい設定をしない限り支障はない。ほかのクライアントとは異なる設計のインタフェースを備えているので、最初は戸惑うかもしれないが、慣れると手放せない存在になるだろう。

photophotophoto タイムラインを表示。左右にはらう動作でリプライやDMの画面に切り替えられる(写真=左)。カラムは自分好みに配置できるのが便利。複数のアカウントのタイムラインを配置することも可能(写真=中)。PC版TweetDeckはアカウントを入力することで同期可能。アプリ側で新規アカウントを作成することも可能だ(写真=右)

音声でつぶやきを入力できる――「TweetMe」

アプリ詳細
アプリ名 TweetMe
提供 FLIGHT SYSTEM CONSULTING Inc.
価格 無料
閲覧性 ★★★★
操作性 ★★★★
カスタマイズ性 ★★★

 文字入力システムとして高い認識率を誇る音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載したアプリ。iPhoneに向かってしゃべりかけてつぶやきを入力して投稿できる。使い込んでいくうちに認識精度が高まる自動学習機能にも対応する。うまく認識できない言葉は、「固有単語登録」をすることで認識させられる。

 実際に使ってみたところ、思いのほか認識精度は高い。音声認識サーバ経由で言葉を認識するシステムを採用しているため、候補の表示に多少時間はかかるが、慣れていくうちに快適に入力できるようになるだろう。

 メイン画面のインタフェースは「TweetDeck for iPhone」と同様のカラム表示に対応しており、フリック操作でタイムラインやメンションを素早く切り替えられる。また、複数アカウントや、「Instapaper」「Read It Later」といった他サービスとの連携機能なども備えている。音声認識が注目されているアプリだが、Twitterクライアントとしての使い勝手も十分だと感じた。

photophotophoto 左右にはらってタイムラインや、メンション、ダイレクトメッセージを切り替えられる。項目の追加、削除、移動も行える(写真=左)。つぶやきの詳細画面。URLが明記されたつぶやきは、リンクに直接触れてアクセスするのではなく、下部のボタンに触れる仕様なので、直感性にやや欠ける印象(写真=中)。音声認識で入力する場合は、下部のボタンを押しながらiPhoneに向かって話しかける(写真=右)

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