人間賛歌をスマホで体験せよッ！――ジョジョコラボのスマートフォン「L-06D JOJO」登場ッ！：描き下ろしイラスト＆サイン入りィィィ！

[田中聡，ITmedia]

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

　2011年は荒木飛呂彦氏の執筆30周年、2012年は「ジョジョの奇妙な冒険」連載開始から25周年を記念してさまざまな企画やイベントが進行中だが、ついにジョジョが携帯電話の世界にも進出した。ドコモから発売予定のLGエレクトロニクス製「L-06D JOJO」は、荒木氏監修のもと、ジョジョの世界観を再現したモデルに仕上がっている。ボディ背面には荒木氏のサインと、第6部の主人公 空条徐倫のイラストが描かれている。このイラストは描き下ろしで、重警備刑務所での過酷な環境で過ごした本編の徐倫とは異なるポップなタッチになっている。L-06D JOJOは1万5000台限定で8月に発売される予定。カラーはJOJO Whiteの1色。

「L-06D JOJO」の正面。オリジナルの壁紙を用意（写真＝左）。裏面に空条徐倫のイラストと荒木飛呂彦氏のサインが書かれている（写真＝右）

　内蔵コンテンツにもこだわり、書き下ろしの壁紙を1点プリインストールしているほか、原作で使用されたイラスト約30点が壁紙として用意される。ジョジョの世界観を反映したきせかえテーマ（主役の集合、悪役の集合、石仮面と柱の男、杜王町、第7部、第5部の6種類）もあり、ジョジョ仕様のホーム画面にカスタマイズできる。原作で登場したゲームやスタンドをミックスさせたコンテンツにも注目。第3部でテレンス・T・ダービーと花京院典明が対決したレースゲーム「F-MEGA」をプリインストールしており、魂を賭けた2人の名勝負を体験できる。お気に入りのスタンドと合成できるカメラアプリや、トリッシュの電卓、イギーのマチキャラ、ウェザーリポート（第6部の登場人物）の天気予報ウィジェットなど「無駄無駄」と言えないファン垂涎の内容となっている。また、ムービープレーヤーを一時停止すると画面上に「世界（ザ・ワールド）」のスタンドが現れる仕掛けもあり、まさに時が止まったかのような感覚を味わえる。

　「ジョジョの奇妙な冒険」のジャンプコミックス12巻分となるカラー特別編集版をプリインストールしており、電子書籍のビュワーとしても活躍するアスペクト比4:3の5インチ液晶（768×1024ピクセル）で存分に楽しめる。ジョジョの名ぜりふを含むオリジナルの予測変換辞書やオリジナルデコメ絵文字、デコメテンプレートも用意しており、ホットパンツの「クリーム・スターター」で変装したかのごとく、そのキャラクターになりきってメールを作成できる。

　ハードウェアや機能は「Optimus Vu L-06D」と同等で、NOTTV、防水、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信など日本向けサービスをフルサポートする。ワンタッチメモボタンや同梱のタッチペンを使ってWebページや地図などにメモを残し、メールやSNSで共有することもできる。さらに、岸辺露伴のスタンド「ヘブンズドアー」が登場するメモ帳もプリインストールしているので、「あ…ありのまま、今起こったことを話」せるように記録しておきたい。アプリケーションプロセッサーは「APQ8060」（1.5GHzデュアルコア）を装備。通信サービスはXiに対応し、スタープラチナも驚きのスピードを誇る。

「L-06D JOJO」の主な仕様

機種名	L-06D JOJO
OS	Android 4.0
CPU	Qualcomm Snapdragon APQ8060（1.5GHzデュアルコア）
サイズ（幅×高さ×厚さ）	約90×140×9.4ミリ
重さ	約176グラム
連続通話時間	3G：約340分、GSM：約240分
連続待受時間	3G：約300時間、LTE：約240時間、GSM：約240時間
バッテリー容量	2000mAh
メインカメラ	有効約800万画素CMOS
インカメラ	有効約130万画素CMOS
メモリ	ROM：32Gバイト、RAM：1Gバイト
外部メモリ	−
ディスプレイ	約5インチXGA（768×1024ピクセル）TFT液晶
ボディカラー	JOJO White
主なサービス・機能	Xi、FOMAハイスピード（下り最大14Mbps／上り最大5.7Mbps）、WORLD WING（3G＋GSM）、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、Wi-Fi、テザリング（最大8台）、エリアメール、ドコモminiUIMカード、GPS、Bluetooth、DLNA、spモード、dマーケット、docomo Palette UI、スマートフォンあんしん遠隔サポート ほか
発売日	8月予定