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» 2013年04月03日 22時31分 UPDATE

ワイヤレス充電でバッテリー交換の煩わしさを不要に――「The Magic Feet」

Mac本体とBluetoothで接続するワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスはとても便利で快適だが、乾電池を利用しているとどうしてもバッテリー切れの瞬間がやってきて、交換する作業が発生する。しかし、ワイヤレス充電対応のバッテリーを利用する「The Magic Feet」なら、いつでも快適な使用を可能にする。

[園部修,ITmedia]

 Apple Wireless KeyboardやMagic Trackpad、Magic Mouseなどを利用していると、定期的に訪れる電池交換の瞬間を煩わしく感じてしまう。思考がや集中力がいったんそこで中断させられてしまうからだ。またMacとの接続がワイヤレスで便利なのはいいものの、一定期間毎に乾電池交換をしていると、地球に優しくないことをしている気分になる。単三形のニッケル水素充電池を利用しても、一定期間ごとにやってくるバッテリー切れと電池ふたを回し開けて交換する手間は変わらない。何かもっと快適なものはないのか。

 そんな悩みをスッキリと解消してくれるのが、プレアデスシステムデザインが販売するMobee Technologyの「The Magic Feet」だ。iMacなどと組み合わせて利用する純正のWireless KeyboardやMagic Trackpad、Magic Mouseに専用の充電式バッテリーを取り付け、専用の充電台に置くことで適宜ワイヤレス充電が可能になる。価格は1万6500円。少々値は張るが、キーボードとマウス/トラックパッドをワイヤレスで快適に利用したいなら、導入を検討すべき製品だ。

PhotoPhoto The Magic Feetの正体は、電磁誘導式のワイヤレス充電に対応したチャージパッドと専用充電池のセット。これ1つでApple Wireless KeyboardもしくはMagic Trackpadと、Magic Mouseのワイヤレス充電が可能になる

 The Magic Feetは、簡単に言うと3つの電磁誘導式ワイヤレス充電用スペースを備えたUSBハブだ。その名の通り、iMacやApple Displayなどのスタンドの位置に設置することで、余分なスペースを取らずにワイヤレスキーボードやMagic Trackpad、Magic Mouseの充電ができ、USBハブにもなるという優れもの。デザイン的にもMacと組み合わせて使うことに配慮されており、iMacの足元に置いてあってもまったく違和感がない。まるで純正オプションのようなたたずまいを持つ。ちなみにMobee Technologyは、スイスのアクセサリーメーカーで、同社の製品は、デザイン性の高さと高級感を持つMac用の周辺機器として、多くのユーザーから支持を集めている。

PhotoPhoto 高級感のあるアルミの質感は、Mac本体のすぐ近くにあっても違和感のないデザイン。ユーザーから見て奥の方に2つ、左右に各1つずつ、計4つのUSBポートも備える
PhotoPhoto ACアダプタとUSBケーブルを接続する仕様で、充電機能とUSBハブ機能を提供する

 The Magic Feetと似たような機能を持つ、ワイヤレス充電対応の製品として、すでにMagic Mouse専用の「The Magic Charger」やApple Wireless Keyboard用の「The Magic Bar」といった製品がラインアップされているが、これらはそれぞれの機器に特化した形のもの。The Magic Feetは、Magic Mouseと、Apple Wireless KeyboardもしくはMagic Trackpadを一度に充電できるのが特長だ(Apple Wireless KeyboardとMagic Trackpadを同時に充電することはできない)。

 The Magic Feetを活用するには、まずApple Wireless KeyboardやMagic Mouseのバッテリー(単三形電池)を取り外して、付属のワイヤレス充電対応バッテリーに付け替える。いずれのバッテリーも、Apple純正アクセサリのデザインの良さを損ねないものとなっており、取り付けたときの違和感はない。なお、パッケージにはApple Wireless Keyboard用の充電池(The Magic Bar)が1本しか同梱されていないので、Wireless KeyboardとMagic Trackpadの両方をワイヤレス充電対応にしたい場合は、オプションで用意されているスペアバッテリーパックを追加で購入する必要がある。

PhotoPhoto Apple Wireless Keyboardでは、乾電池を抜いて、The Magic Barと同じ充電池を挿入することで利用可能になる。充電は所定の位置に対応機器を置くだけでいい
Photo パッケージ内に描かれているイラストで、充電可能エリアが確認できる。Magic Mouseが充電できるエリアは2つあるので、好きな方に置けばいい

 バッテリーを付け替えたら、あとは所定の充電用スポットにMagic MouseやApple Wireless KeyboardもしくはMagic Trackpadを置くだけ。これで使わないときにもスタイリッシュに置いておけるワイヤレス充電システムの導入は完了だ。

 プレアデスシステムデザインが公開しているスペックによると、バッテリーの充電時間は約6時間。バッテリーの寿命はApple Wireless KeyboardとMagic Trackpadが約10日間、Magic Mouseのバッテリー寿命は約8日間なので、常に充電をしておかなくても突然使えなくなるようなことはないが、Macを使い終わったらThe Magic Feetにキーボードやマウスを戻す習慣を付けておくとよさそうだ。

PhotoPhoto ACアダプタはやや大ぶりのワールドワイド対応のものが付属する。日本のコンセントに合う端子をはめ込んで使用することになる

 実際に使ってみると、バッテリーの交換がないのでとても楽に感じる。週に1回程度The Magic Feetに付けておけばあとは別の場所に置いておいても大丈夫なので、少し離れた場所からMacを利用しているような場合でも、特に不自由なく使えるだろう。またThe Magic Feetは4ポートのUSBハブも兼ねているので、iMacなどと組み合わせて利用する際には、背面にあるUSBポートにアクセスしないですむようになる。USBメモリやメモリカードリーダーなどを付けるのに重宝するだろう。

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