スマートフォンには、あらかじめインターネットを利用するためのアプリがプリインストールされている。iPhoneの場合はAppleが開発した「Safari」アプリがそれにあたる。SafariはiPhoneだけでなくiPad、Macなど、Appleのデバイスに共通して搭載されている。
Safariは単にWebブラウジングができるだけのアプリではなく、さまざまな機能を搭載している。今回はこのSafariの使い方を中心に、iPhoneでのWebブラウジングをより快適にする方法を取り上げよう。iPhone初心者はもちろん、iPhone歴の長いユーザーも参考にしてほしい。
まず、Safariを利用する際に覚えておいてほしいことがある。それは、Flashを使ったサイトが見られないということだ。しかし、「Puffin Web Browser Free」(無料)というブラウザアプリを使えば、Flashで作成されたページを表示できる。このブラウザアプリについては、第24回で述べたいと思う。
SafariでWebページを検索する際は、アプリを起動し、画面右上の検索窓にキーワードを入力して「検索」をタップする。URLを直接入力する場合は、URL欄をタップして入力する。
初期設定では検索エンジンがGoogleに設定されているが、「設定」の「Safari」からこ検索エンジンを変更できる。Google、Yahoo!、Bingが用意されているので、使い慣れているサービスを設定しよう。
Webページの閲覧中、別のページを新たなウインドウで開くこともできる。新規ウインドウを開くには、画面下部の右端にあるアイコンをタップすればOK。閲覧中のページがサムネイルとして表示されるので、画面左下の「新規ページ」をタップすれば、新しいページが開く。複数のページを開いていて、ページを切り替えたい場合もこのページを表示し、左右にフリックして開くページを選択する。
閲覧頻度が高いサイトは、PCと同じくブックマークに登録しておくと便利。保存したいページを開き、画面下部の共有アイコンをタップすると、さまざまな共有メニューが表示される。ここで「ブックマーク」を選択し、タイトル、URL、保存するフォルダを確認したら「保存」をタップしよう。
ブックマークに保存したサイトを閲覧するには、共有アイコンの右隣にある本の形のアイコンをタップする。「ブックマーク」ではiPhoneのSafariに保存したブックマークに加え、閲覧したページの履歴なども確認可能だ。
また、ホーム画面にサイトのショートカットを作成しておくのもオススメ。先ほどの共有メニュー内にある「ホーム画面に追加」というアイコンをタップすれば、ショートカットを作成できる。毎日チェックするサイトなどは。ショートカットを作成しておくといいだろう。
Webサイト上の画像を保存するには、保存したい画像を長押しして「画像を保存」をタップする。これで「写真」アプリ内の「カメラロール」にその画像が保存される。また、「コピー」を選択すると、メールやメッセージなどに貼り付けられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.