第24回 スマホで快適にWebブラウジングする――ブラウザアプリ7本を厳選今すぐ使えるスマホレシピ(1/3 ページ)

» 2013年06月19日 18時48分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 前回、前々回とiPhone、Androidに標準搭載されているブラウザアプリの使い方を紹介した。一方、いずれのOS向けにも、さまざまなブラウザアプリがアプリマーケット上で配信されている。その中でも標準ブラウザには搭載されていない機能を備えたお役立ちアプリを紹介しよう。

PC版との連携のしやすさで選ぶなら「Chrome ブラウザ」

 ブラウザアプリで最も人気が高いのは「Chrome ブラウザ」(無料)だ。iOSとAndroidの両方で配信されており、Androidの一部の機種にはプリインストールされている。Googleアカウントでログインすることで、複数のデバイス間でのブックマーク同期が行えるのが特長で、ほかのデバイスで開いていたページを見ることもできる。

photophoto 新しいタブを開くと、よく閲覧するページがトップに表示される(写真=左)。右上のタブアイコンをタップするとタブが一覧で表示され、「×」もしくは左右にフリックするとタブを削除できる(写真=右)
photophoto 同じGoogleアカウントを利用しているほかのデバイスでの履歴が表示される(写真=左)。「設定」でGoogleアカウントを入力すれば、PCやモバイルなど複数デバイスのブックマークを同期できる

 Googleの提供するアプリなので、利用できる検索エンジンはGoogleのみで、検索時には音声入力も使える。「シークレットタブ」で開いたページは、ブラウザの履歴や検索履歴に保存されず、標準ブラウザでは切り替えが多少面倒だったこの機能もスムーズに使えるだろう。

 また、最近のアップデートでiOS版とAndroid版の両方が高速化され、iOS版については共有機能も強化された。

photophoto シークレットタブを使えば、ほかのデバイスにも履歴は残らない(写真=左)。メニュー一覧から「共有」を選択すると、スムーズに各種機能に連携できる(写真=右)

 さらに、PCでChromeを利用しているAndroidユーザーなら、「Chrome to Phone」(無料)というAndroidアプリと組み合わせて利用するのが便利。あらかじめPCのChromeに「Google Chrome to Phone 拡張機能」という拡張機能をインストールする必要があるが、PCのChromeで閲覧している情報をAndroid端末に送信できる。インストールすれば、送信したいページを開いて専用ボタンをタップするだけで、スマホ側でも同じページが開く。Webページだけでなく、Googleマップのページを送信することも可能だ。

 ちなみに、iPhoneユーザーの場合はPCに「Chrome to Mobile」という拡張機能をインストールし、Chromeアプリ内の設定で「Chrome to Mobile」をオンにするだけで同じ機能が使える。ただし、こちらの拡張機能の場合はWebページのみ送信可能で、マップなどには対応していない。Chrome to MobileはAndroidでも利用できるが、どちらかといえばChrome to Phoneの方が利便性は高い。

photophotophoto アプリを起動し、利用するための準備を行う(写真=左)。「リンクを手動で起動する」に設定すると、PCからリンクが送信された際、通知領域に表示される(写真=中)。iPhoneの場合、Chromeを起動し、メニュー→「設定」→Googleアカウントを選択→「Chrome to Mobile」をオンにする。その際、端末の「設定」→「通知」で「Chrome」の通知をオンにしなければならない(写真=右)

 さまざまなブラウザアプリが登場する中で、やや平凡なアプリになりつつあるものの、シンプルな操作性など、長く使うのに適したブラウザといえるだろう。

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クラウドやソーシャルメディアとの連係がうれしい「ドルフィンブラウザ」

 モバイルでの利用に特化した「ドルフィンブラウザ」(無料)は、iOSとAndroidの両OSで人気のアプリだ。目玉機能として、画面に記号を描くだけで特定のWebサイトにアクセスしたり、ブラウザを操作したりできる「ジェスチャ機能」がある。自分で新たにジェスチャを作成することも可能なので、より細やかなカスタマイズが可能だ。

photophoto シンプルなホームには、あらかじめよく使いそうなサイトがブックマークに登録されている(写真=左)。ページの追加など各種操作はメニューから行う(写真=右)
photophoto 画面下部のイルカのアイコンをタップし、ジェスチャ入力を行う。これはGoogleのトップページを開くときのジェスチャ(写真=左)。あらかじめいくつかのジャスチャが登録されているが、後から追加できる(写真=右)

 アプリ自体に「Facebook」「Twitter」「Evernote」「Box」との共有機能を搭載しているのも特長。Androidなら端末にインストールしたアプリとの共有機能が初期状態で用意されているが、iPhoneでもこれらのサービスと共有しやすいのは魅力的だ。

photophoto 「Evernote」にアップロードする場合は、タグ付けなどの細やかな設定も可能(写真=左)。Dropboxでなく「Box」と連携しているので、クラウドサービスとの連携機能は少しユーザーが限られる感もする(写真=右)

 さらに個性的なのが「ブロードキャスト」という機能。同じWi-Fiネットワーク上にいるドルフィンユーザーと、リンクを簡単に共有できる便利な機能で、近くにいる人とページを共有したい際などに使うといいだろう。

photophoto メニュー内の「もっと」を選択すると、ページ内検索機能なども使える(写真=左)。「Wi-Fiブロードキャスト」は、同じアクセスポイントにつなぐことが必須条件なので注意。フキダシをタップするとページが開く(写真=右)

 「ドルフィンコネクト」では、異なるOSを搭載したデバイス間でも、ドルフィンブラウザの履歴、ブックマーク、パスワードの同期が行える。さらに、ChromeやFireFox、Safariの拡張機能をインストールすれば、デスクトップブラウザとの同期も行えるなど、“共有”機能がかなり強化されたアプリといえる。

 特に、PCでFirefoxを利用しているiPhoneユーザーにおすすめ。iPhoneではFireFoxの公式アプリが配信されていないので、ブックマークをインポートできるのはありがたい。

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