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» 2014年09月29日 00時00分 UPDATE

最新スマートフォン徹底比較(2014年夏モデル編):ドコモおすすめ4機種レビュー(第3回)――カメラの画質や操作性を比較する (1/3)

ドコモの夏モデル「ARROWS NX F-05F」「GALAXY S5 SC-04F」「AQUOS ZETA SH-04F」「Xperia Z2 SO-03F」を比較するレビューの第3回では、カメラに焦点を当てる。さまざまなシーンでの画質や、撮影時の操作性をまとめた。

[田中聡,ITmedia]

 すでに秋冬モデルが発表されつつある今日このごろだが、ドコモの夏モデル「ARROWS NX F-05F」「GALAXY S5 SC-04F」「AQUOS ZETA SH-04F」「Xperia Z2 SO-03F」のレビュー第3回では、カメラ機能を比較していきたい。

 まずは3機種が搭載するカメラの特徴を、簡単におさらいしておこう。有効画素数はARROWS NXとXperia Z2が2070万、GALAXY S5が1600万、AQUOS ZETAが1310万と、いずれも1000万画素オーバー。もちろん「高画素」=「高画質」とは限らず、センサー、レンズ、画像処理エンジンを含めたチューニングで画質が決まってくる。F値はARROWS NXが2.0、GALAXY S5が2.2、AQUOS ZETAが1.9、Xperia Z2が2.0だ。

photo 「ARROWS NX F-05F」「GALAXY S5 SC-04F」「AQUOS ZETA SH-04F」「Xperia Z2 SO-03F」のカメラ機能を比較した

 ARROWS NXはソニーの1/2.3型イメージセンサー「Exmor RS for mobile」を採用しており、5群5枚のレンズと独自の画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」により、高感度で明るい写真を撮れるとしている。被写体の距離に応じた明るさでフォトライトが光る「インテリジェントフラッシュ」も備えた。

 GALAXY S5は、一眼レフカメラでも使われている「位相差オートフォーカス」を搭載しており、約0.3秒という高速オートフォーカスを実現。リアルタイムHDRや4K動画の撮影にも対応している。インカメラがさらに広角になり、美肌モードで肌を美しく撮れる。

 3辺狭額縁設計を施したAQUOS ZETAは、まるで画面全体をファインダーのように利用して撮影できるのが特徴。人物や料理など、撮影シーンに合わせて適切な構図で撮れるよう提案してくれる「フレーミングアドバイザー」を新たに搭載。F1.9の明るいレンズとフォトライトにより、暗いシーンでも人物と夜景を明るく撮れるとしている。

 Xperia Z2は、F2.0、広角27ミリのGレンズ、1/2.3型のイメージセンサー「Exmor RS for mobile」、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」を搭載しており、Z1で注目を集めた、薄暗い場所でも明るく撮影できる性能は健在だ。Z2では新たに4K動画撮影をサポートしたほか、ソフトのチューニングにより、よりナチュラルな色味で撮影できるようになた。

さまざまな撮影環境で画質をチェック

 では実際の画質はどうか。料理、暗い場所、人物などさまざまなシーンで撮り比べてみた。撮影モードはARROWS NXが「静止画」、GALAXY S5が「自動」、AQUOS ZETAが「おまかせオート」、Xperia Z2が「プレミアムおかませオート」を選択。以下の作例はすべて、ARROWS NX、AQUOS ZETA、Xperia Z2が3840×2160ピクセル、GALAXY S5が5312×2988で撮影した。GALAXY S5は8Mピクセル相当で16:9のサイズがなかったので、やや大きい解像度となっている。ほかは初期状態から設定は変更していない。

 まずは人物写真から。7月下旬のやや曇り空の中で撮影した。ARROWS NXは非常にシャープな写りで、拡大すると肌の毛穴も分かるほどだ。GALAXY S5はややソフトな写りだが、毛穴が分かるほどではなく、女性にはこちらの方が喜ばれるかもしれない。AQUOS ZETAは背景の芝生や木々をしっかり写せており、人物の肌もシャープすぎず、ソフトすぎず、適度に描画できていると感じる。Xperia Z2は明るく撮ることに注力するようで、背景の色はやや飛んでしまっているが、人物は最も鮮明に写せているが、やや青みがかった写りになっているのが気になる。

photophoto 左がARROWS NX、右がGALAXY S5で撮影した写真。ARROWS NXはシャープ、GALAXY S5はソフトな写りに
photophoto 左がAQUOS ZETA、右がXperia Z2で撮影した写真。AQUOS ZETAはコントラスト強め。Xperia Z2は人物は明るく写せているが、背景の緑は白飛びしている
photophoto 左がARROWS NX、右がGALAXY S5で撮影した写真
photophoto 左がAQUOS ZETA、右がXperia Z2で撮影した写真。Z2は顔の影がほとんど目立たず、非常に鮮明だ。Gレンズや画像処理エンジンの力が大きいといえる

 続いて料理の写真。最近はSNSで料理の写真をアップする人も多いので、どれだけおいしそうに撮れるかが気になるところ。海鮮丼、ピザ、スイーツを撮影してみた。最もおいしそうに撮れたのと感じたのはARROWS NXだ。色味もナチュラルで、暗すぎず、明るすぎずキレイに撮れている。AQUOS ZETAも海鮮丼とスイーツはARROWS NX同様しっかり色を出せているが、薄暗い室内で撮ったピザは、ホワイトバランスがおかしくなってしまった。GALAXY S5はピザはおいしそうだが、スイーツと海鮮丼はやや青みがかかっている。Xperia Z2もZ1(アップデート前)に比べればだいぶナチュラルな写りになっていると思うが、4機種の中ではもう1つ……といった印象だ。

photophoto 左がARROWS NX、右がGALAXY S5で撮影した写真
photophoto 左がAQUOS ZETA、右がXperia Z2で撮影した写真
photophoto 左がARROWS NX、右がGALAXY S5で撮影した写真
photophoto 左がAQUOS ZETA、右がXperia Z2で撮影した写真
photophoto 左がARROWS NX、右がGALAXY S5で撮影した写真
photophoto 左がAQUOS ZETA、右がXperia Z2で撮影した写真。室内の照明に引っ張られてしまったためか、かなり沈んだ色になってしまっている
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