コラム
» 2015年04月07日 07時00分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:格安SIMにMNPしたらLINEアカウントが消えた――それでも困らなかった2つの理由

ドコモからIIJにMNPしたらLINEアカウントが消えちゃいました。でも、思っていたよりも困ることはなく……?

[村上万純,ITmedia]

 最近、とうとうプライベート端末を話題の格安SIMにMNP(番号ポータビリティ)しました。転出先はインターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJmio」。月900円(税別、以下同)で3Gバイト使えることや、「みおふぉんダイアル」の利用で通話料が10円/30秒になること、高速通信のオン/オフの切り替え、高速クーポンの追加など各種機能が充実していることなどが理由です。データ通信も月7Gバイトは使わないですし、高額の月額料金を払ってキャリアのサービスを使い続ける意味もなくなってきました。

photo IIJmioのパッケージ

 まだキャリアの契約が24カ月経過しておらず、解約金や端末残代金、他社へのMNP転出料などを含めると3万円ほどの出費になりますが、月額料金が1万円から1600円になることを考えると、数カ月で元は取れます。ドコモ端末なので、わざわざSIMロックフリースマホを調達する必要もありません。また、IIJはビックカメラのBIC SIMカウンターという窓口でMNPの即日受け付けに対応しており、ドコモから予約番号を受け取って窓口に行けば、その日からIIJmioを利用することができます。

 土曜日だったこともあり、キャリアショップやBIC SIMカウンターで合計1時間ほどの待ち時間はあったものの、特にトラブルもなくスムーズにMNPできました。

 と、ここまでは順風満帆だったのですが、残念ながらLINEアカウントの引き継ぎに失敗しました。

 というのも、LINEアカウントを引き継ぐ際に必要なメールアドレスをドコモメールで登録していたのです。引き継ぎの際にアドレスを入力すると、すでにドコモユーザーではなくなったため、認証を受け付けてくれません。Gmailのアドレスを登録するか、Facebook経由で認証していれば問題なかったのですが、うっかりその作業を忘れていました。

photo 友だちにトーク履歴を見せてもらいましたが、退出したことになっています

 仕方がないので新規登録をしたのですが、当然友だちは0人になり、トークやグループなどの情報もすべて消えました。プライベートでの連絡手段として頻繁に利用していたので、アカウントが消えてしまうととても面倒なことになりそうだと心配していましたが、案外そこまで困ることはありませんでした。ということで、LINEアカウントが消えて気付いたことをまとめてみました。

気付いたことその1:複数のSNSでつながっているので、連絡手段は問題ない

 アカウントが消えてまず浮かんだのは「連絡手段をどうしよう」ということでしたが、よく考えれば今は複数のSNSを使いこなす時代。LINEが使えなくても、Twitter、Facebook、Skypeなど、何かしらのSNSでつながっているので、連絡手段の確保はもちろん、緊急性の高いやり取りにもあまり困りません。

 親やLINE以外のSNSを利用していない友達の場合、親しい人は電話番号やメールアドレスの情報を交換しているので、こちらもつながりが断絶することはありません。

 また、純粋にLINEでしかつながりがなかった人は、おそらく今後も連絡することはないので、関係が切れることで特に不都合はないことに気付きました。みなさんもこれまでmixi、Facebook、Twitter、LINEとさまざまなSNSを利用する中で人間関係の新陳代謝を図ってきたと思います。リセットのタイミングがたまたま今だったということでしょう。実際、Facebookも友達の数が400人を超えており、交友関係の狭い私の実態とはかけ離れた数値になってきており、しばしば息苦しさを感じることがあります。Facebookは一端友達になると友達関係を解除することが(相手との関係上)難しいという側面がありますが、それはまた別の話。

 LINEをまったく使わないわけにもいかないので、また友だちを追加し直す必要があります。しかし、IIJにMNPしたことで新たな壁にぶち当たりました。

気付いたことその2:ID検索ができなくてもQRコードで代替できる

 もともとLINE上でつながりのあった人と友だちになろうと試みたところ、IIJにMNPしたのでID検索が使えないことに気付きました。ドコモユーザーだったときは、ID検索で友だちを追加することができたのですが、docomo IDは発行できても年齢認証ができなくなったので、MVNOではID検索が利用できません。となると、ほかの手段は対面での「ふるふる」や「QRコードの読み取り」のみ……かと思いきや、そうでもありませんでした。

 実は、QRコードの画像を送ってLINEアプリ内で読み取ることで友だち追加することもできます。その手順を見ていきましょう。

送られてきたQRコードを読み取る場合

 まず、友だちから送られたQRコードを読み取る方法です。事前準備として、友だちにメールやSNS経由で画像を送ってもらう必要があります。なので、LINEでしかつながりのなかった人との関係は復元できないので注意してください。

 画像を端末に保存したら、LINEアプリを起動します。右上にある友達追加アイコン→左上にある「QRコード」→左下の「ライブラリ」の順に選択し、送られてきたQRコードをタップすると友だちに追加できます。

photophotophoto LINEアプリを起動し、右上にある友達追加アイコン(写真=左)、左上にある「QRコード」(写真=中)、左下の「ライブラリ」の順にタップする(写真=右)
photophoto 端末内の画像フォルダから画像を選ぶ(写真=左)。端末に保存されたQRコードの画像をタップすると、友だちに追加できる(写真=右)

自分のQRコードを送る場合

 次に自分のQRコードを相手に送る場合です。LINEアプリ起動→右上にある友達追加アイコン→左上にある「QRコード」までは同じ操作で、QRコードリーダー画面で、右下の「自分のQRコードを表示」をタップします。その後、メニューキーをタップすると、画像を保存したり、メールで送信したりできます。

photophoto QRコードリーダー画面で、右下の「自分のQRコードを表示」をタップ(写真=左)。メニューキーを選ぶと、画像を保存したり、メールで送信したりできる(写真=右)

 グループチャットからはじかれてしまったのはやや面倒ですが、普段ヘビーに使っているLINEアカウントが消えてしまっても、そこまで実害はなかったというのが実情です。MVNOにMNPするとID検索が使えないことがネックの1つになっていましたが、QRコードでもあまり手間は変わりません。とはいうものの、アカウントが引き継げるに越したことはありません。キャリアメールで登録をしている人はくれぐれも注意してください。

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