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» 2015年11月24日 06時00分 UPDATE

SIM通:iPhoneの修理内容や料金はMVNOとキャリアで変わる?

iPhone故障時など、MVNOとキャリア契約では受けられるサポートに違いがあります。そこでiPhone 6sを例に、それぞれの内容を確認してみたいと思います。

[SIM通]
SIM通

 iPhoneはSIMフリー版も出ていることから、キャリア契約をしないという選択肢もありますが、SIMフリー端末を使ううえで肝に銘じておきたいのが、キャリア契約ほどサポートは手厚くないということ。そのため、諸々知識を得ておく必要があります。ここではiPhone 6sを例に挙げてみたいと思います。

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SIMフリー版iPhoneを購入したら、加入しておきたい「AppleCare+ for iPhone」

 iPhoneはじめApple製品は1年間の保証期間がついており、その間は保証規約に沿ったかたちで無償サービスが提供されていますが、対象範囲が限られています。そこで加入しておきたいのが、Appleが提供している保証サービス「AppleCare+ for iPhone」。iPhone 6s/6s Plusは14,800円、以前のモデルは12,800円となっており、AppleCare+ for iPhoneに加入することで、通常90日間の電話サポートが2年間に延長され、破損時の修理代金の割引などといった特典が最大2回まで受けられます。ただし、新しいiPhoneと同時またはiPhone購入から30日以内に直営店のApple Storeか電話での購入が必要となります。

 AppleCare+ for iPhoneに加入しているか否かはオンラインでも確認できます。

加入の有無はオンラインでも確認できる

 SIMフリー版のiPhone 6sを利用し、AppleCare+ for iPhone未加入と加入時の修理時の料金を比べてみました。特に、損傷や重度の症状時の価格に差が出ます。

AppleCare+ for iPhone未加入・加入時の主な料金
AppleCare+ for iPhone未加入 AppleCare+ for iPhone加入
画面ヒビ割れ 16,800円/回 11,800円/回
損傷や重度の症状 34,800円/回 11,800円/回
バッテリー交換 9,400円 無料
※保証対象と認められた場合
アクセサリ交換 無料
※壊れたアクセサリは返品しないと費用発生
無料
※壊れたアクセサリは返品しないと費用発生
交換機 3,300円 無料

 修理を依頼するには事前予約が必要です。予約のうえで Apple Store 直営店やApple正規サービスプロバイダに持ち込むと、修理内容によっては同日中に対応が完了できるケースもあるとのこと。Appleリペアセンターに送る場合は約1週間かかることを想定しておきましょう。

各キャリアのiPhone修理内容と料金

 ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアで購入した場合もAppleCare+ for iPhoneに入ることができますが、キャリア独自展開の保証サービスも用意されています。場合によってはそちらが充実していることもあります。

再購入時に割引をしてくれるソフトバンク

 ソフトバンクは月額650円の「あんしん保証パック(i)プラス」を提供しています。故障・破損・水濡れの場合、一度アップルの修理拠点にて修理を行い、その時にかかった費用の80%以上を月々の使用料から割り引くシステムとなっています。盗難・紛失時には、再購入時の価格割引きで対応します。

 「故障・破損・水濡れ」に加え、「盗難・紛失」もカバーしているのはAppleCare+ for iPhoneに対する優位点だと思われますが、盗難・紛失時の割引金額がウェブサイト等で明記されていないのは利用者の不安をあおるもの。加えて、毎月の使用料からの値引きにつき、返金途中でMNPをすると満額割引されないことに。

 故障時の修理代金も一度金額をApple側に支払った上で申請を出すことになります。この辺りの手間暇は考慮したいですね。

2段階攻勢のau

 auは2種類の保証を用意。

 1つ目は紛失補償オプション(i)。こちらはAppleCare+ for iPhoneの代金を含め、初回のみ月額1,123円、2〜24回目は月額752円にて利用可能となっています。AppleCare+ for iPhoneの保証内容に加え、盗難・紛失後の再購入時に一部費用が還元される仕組みで、還元金額は23,148円ですが、auを3年以上契約しているユーザとその家族であれば27,778円に増額されます。

※iPhone 6/6 Plus以前の機種は初回のみ273円で、2〜24回目は月額702円です。

 再購入するiPhoneが9万円と仮定すると、約25%が還元されることとなります。若干還元額が少ない気がするのは、そもそもの保証掛け金が安く設定されているからかもしれません。

 2つ目の保証は、auスマートパスの修理代金サポート。スマートパスは月額372円で、クーポンやコンテンツを楽しめるau独自のサービス。修理代金サポートも含まれており、iPhone6s/6s Plusの修理代金を最大で10,000円割引(最大2回まで利用可能)。ただし、auスマートパスに加入済み、もしくは新規契約の場合、商品到着後に回線開通した当日までに加入しないと割引対象にならないので注意が必要です。

 auが用意した2つの保証は割引金額こそ少ないものの、そもそも支払うオプション料金も少額なので、気軽に入りやすいのかもしれません。盗難・紛失時には、再度購入する金額を割り引いてもくれます。「故障・破損・水濡れ」に加え、「盗難・紛失」もカバーしているのはAppleCare+ for iPhoneに対する優位点だと思われます。

盗難・紛失にも対応し、リフレッシュ品も早ければ翌日届くドコモ

 キャリアのなかで一番魅力に感じたのがドコモの「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」。iPhone 6s/6s Plusは月額750円で加入でき、水濡れ・全損・盗難・紛失などのトラブル時には11,000円でリフレッシュ品と交換が可能です。しかも、早ければ翌日には交換できるというのですから驚きです(郵送もしくは店頭にて受け取り)。

※iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5sは月額600円、iPhone 5cは月額500円と、製品により月額料金が変わります。

 iPhone使用時に想定されるほとんどのトラブルをこの金額でカバーできるのは、本家AppleCare+ for iPhoneを超えたと言っても過言ではないかもしれません。

 アップルの修理拠点が近くにないエリアや、スケジュール的に修理拠点に持ち込めない人は重宝するでしょう。

調べを終えて

画像はイメージです。 画像はイメージです。

 比較してみると、会社ごとで立ち位置の違いを感じるiPhoneの保証。スタンダードながらAppleCare+ for iPhoneとの差別化が見えにくいソフトバンク。保証金額は少ないけれど、オプション料金も安く、気軽に加入できるau。オプション料金は一番高いものの、盗難・紛失時にかなり割安で対応でき、リフレッシュ品がすぐに届くドコモ。AppleCare+ for iPhone一択のMVNOユーザにとっては、こうしたサービスを提供しているキャリアユーザが羨ましく思うのも無理はありません。

 安さをとるか、サポートをとるかはあなた次第。

※記事中の価格はすべて税抜表記です。

(文:モバイルプリンス)

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