NTTドコモは5月11日、2016年の夏モデル7機種を発表した。内訳はAndroidスマートフォン5機種、Androidタブレット1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種で、5月19日から順次発売する。
スマホは、2月のMobile World Congress 2016(スペイン・バルセロナ)で発表されたソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia X Performance」が「SO-04H」として、またサムスン電子の「Galaxy S7 edge」も「SC-02H」として登場。Xperia X PerformanceはKDDI(au)とソフトバンクも夏モデルとして発売する予定で、auはGalaxy S7 edgeも取り扱う。
このほか、ハイスピードIGZOに新機能のスクロールオートを備えた「AQUOS ZETA SH-04H」、ワンセグアンテナを内蔵したMILスペックボディーの「arrows SV F-03H」、クリスタル製のミッキーアイコンをボディーに埋め込んだ「Disney Mobile on docomo DM-02H」を用意した。
タブレットの「arrows Tab F-04H」は虹彩認証に対応した10.5型モデル。側面に滑り止めがあり、縦横を問わず立てかけられるのが特徴だ。モバイルWi-Fiルーターの「Wi-Fi STATION HW-01H」は3.5GHz帯のTDD-LTEに対応し、下り最大370MbpsのPREMIUM 4Gが利用できる。
最大通信速度はスマホもアップしており、SO-04HとSC-02Hは下り375Mbpsに向上した。またVoLTEをさらに高音質にしたVoLTE(HD+)を5月19日に開始、夏モデルではSO-04H/SC-02H/SH-04Hの3機種が対応する。
夏モデルのテーマは快適性のアップで、通信速度と音質の向上に加え、使い勝手を高める新機能も打ち出した。その1つがタッチ操作なしで電話の発着信が可能な「スグ電」で、SO-04H/SC-02H/SH-04H/F-03Hの4機種が搭載する。スマホを振ってから耳に当てると、あらかじめ登録した相手にすぐ電話をかけられる。またスマホ5機種とタブレット1機種には、ユーザーの操作状況を見て適切なヒントを表示する機能も備えた。
機種名 | 特徴 | 詳細 |
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Xperia X Performance SO-04H | メタル製の防水/防塵ボディーに5型フルHD液晶を搭載したフラグシップモデル。アウトカメラは2300万画素で、動く被写体にピントを合わせ続ける先読みAFを搭載した。インカメラも1320万画素と高精細なのも特徴。 | 詳細、写真解説 |
Galaxy S7 edge SC-02H | 防水/防塵ボディーに5.5型のデュアルエッジスクリーンを搭載したフラグシップモデル。1220万画素のアウトカメラは高速なピント合わせが可能なデュアルピクセルセンサーを新搭載した。外部メモリスロットも復活。 | 詳細 |
AQUOS ZETA SH-04H | 搭載する5.3型液晶は秒間120コマで駆動するハイスピードIGZOで、滑らかさを生かすスクロールオート機能を備えた。カメラは2260万画素と高精細で、リコーのGR Certifiedも取得。 | 詳細 |
arrows SV F-03H | 防水/防塵、さらにMILスペック準拠の丈夫なボディーに5型液晶を搭載。ワンセグアンテナ内蔵でケーブルがなくてもテレビが見られる。F2.0と明るいカメラ、賢い日本語入力システムも備えた。 | 詳細 |
Disney Mobile on docomo DM-02H | エレクトリカルパレードがデザインテーマのディズニーコラボモデル。背面にハート型のイルミを備え、正面右下にはクリスタル製のミッキーマウスを埋め込んだ。オリジナルカバーが付属する。 | 詳細 |
arrows Tab F-04H | 防水/防塵の10.5型タブレットでボディーはMILスペックにも準拠。側面の滑り止めで立てかけておけるのが特徴。タブレットとしては世界で初めて虹彩認証に対応した。 | 詳細 |
Wi-Fi STATION HW-01H | 3.5GHz帯(Band 42)のTDD-LTE通信に対応したモバイルWi-Fiルーター。従来のLTEと組み合わせた3波CAで下り最大370Mbpsの通信が行える。モバイルバッテリーになる機能も備えた。 | 詳細 |
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