MM総研は、7月28日に国内MVNOにおける独自サービス型SIM速度実態調査の結果を発表した。
本調査では「OCN モバイル ONE」「IIJmio」「楽天モバイル」「U-mobile」「BIGLOBE SIM」「mineo(NTTドコモ)」「NifMo」「FREETEL」「DMM mobile」の主要9事業者を対象に回線速度の計測調査を実施した。調査日は7月3日〜4日の休日・平日で、12時〜13時、16時〜17時、19時〜20時の各3回行っている。
平日のダウンロード速度を箱ひげ図で見ると、中央値が高いのはFREETELの22.40Mbps、楽天モバイルの14.03Mbps、BIGLOBEの12.72Mbps。平均値の速度結果ではFREETELが19.47Mbpsで最も速く、NifMoの18.14Mbps、BIGLOBEの16.22Mbpsが続く。中央値と平均値どちらもトップ3に入ったのはFREETEL、BIGLOBEの2社となった。一方、休日のダウンロード速度を箱ひげ図で見ると9社中5社の中央値・平均値が20Mbpsを超えている。
ユーザーが重視する回線の安定性について調査したところ、休日はBIGLOBEと楽天モバイルが速度・安定性ともに高得点となり、平日はFREETELが高い安定性と速度を記録。FREETELはトラフィックが集中する昼時も速度が10Mbpsを超えることが分かった。また、トラフィックが集中する昼間の12時〜13時に調査した結果、実際に速度低下が生じたのは12時20分〜40分の20分間だった。
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