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» 2016年08月26日 06時00分 公開

SIM通:ロングセラーになるか!?今夏期待のSIMフリースマホ「arrows M03」

話題のSIMフリースマホ「arrows M03」を1週間使ったみたので、基本的なスペックをおさらいするとともに、使用感について紹介します。

[SIM通]
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 7月28日に発売した、富士通製 SIMフリースマホ「arrows M03」。ほどよいスペックを備え「ワンセグ」「おサイフケータイ」「防水・防塵・耐衝撃」といった人気の機能を搭載しており、ロングセラーを期待させる端末として、高い注目を集めています。

arrows M03

 SIM通をご覧の皆様。どーも、モバイルプリンスです。今回、話題のSIMフリースマホ「arrows M03」を1週間使ったみたので、基本的なスペックをおさらいするとともに、使用感について紹介します。購入を検討している方は、ぜひ目を通してください!

どこかで見たことあるデザイン? しかし、細部へのこだわりはGood!

 今回レビューに使用したarrows M03のカラーはブラックですが、他にホワイト、ピンクがラインアップ。さらに楽天モバイル限定でシャンパンゴールド、mineo限定でグリーンといったMVNO限定カラーも用意されています。背面には半透明の樹脂製素材を使用し、質感もまずまず。

背面写真

 デザイン・フォルムが某スマホと若干似ているため、乗り換える方にとっては、外見上の戸惑いは少なくて良さそう。

(上:本体側面画像、下:本体下部画像) (上:本体側面画像、下:本体下部画像)

 本体側面はアルマイト処理を施したアルミ素材を使用し、耐久性も向上しています。arrows M03は防水・防塵機能を有しながらも、充電口はキャップレス。充電する時も楽で、地味ながらもとても評価できるポイントです。また、端末下部にはストラップホールも搭載されており、落下防止も期待できます。ストラップホールを採用する機種が減っているので「ありがたい!」と感じる方も多いのでは?

上部には長い長いワンセグ用のアンテナも搭載

 端末上部には、長い長いワンセグ用のアンテナも搭載。ワンセグ対応機種でも、別途アンテナ用のケーブルが必要の機種の場合は、出先で急にテレビが観ることは困難。内蔵型であれば緊急時でもすぐに対応できます。

本体左側面にSIMカード・microSDカードスロットを配置

 SIMカード、microSDカードは本体左側面から出し入れを行います。SIMカードトレイは抜き差しに「ピン」が必要ないタイプで簡単かつ便利です。

 「キャップレス防水」「ストラップホール内蔵」「ワンセグアンテナ搭載」「ピン不要のSIMトレイ」は痒いところにしっかりと手が届く、富士通らしさが出ていると感じました。

 少し気になったのは、背面の指紋。これは非マットなブラックカラーの宿命とも言えますが、神経質な方はブラック以外のモデルを視野に入れたほうがいいかもしれません。

ほどよいスペック、防水はありがたい

 arrows M03のスペックは以下の通り。

【arrows M03 スペック】
OS Android 6.0
CPU Snapdragon 410
RAM / ROM 2GB / 16GB
外部メモリ microSD/microSDHC/microSDXC(最大200GB)
ディスプレイサイズ 約5.0インチ HD IPS液晶(720×1280)
バッテリー容量 2,580mAh
カメラ アウトカメラ:約1310万画素
インカメラ:約500万画素
Wi-Fi IEEE802.11a / b / g / n(2.4GHz / 5GHz)
対応周波数 LTE Band : 1 / 3 / 8 / 19 / 26
3G Band : 1 / 5 / 6 / 8 / 19
GSM:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz
本体サイズ 約144mm×72mm×7.8mm
重量 約141g
SIMサイズ nano SIM

 内蔵アプリはGoogle提供のアプリのほか、メーカーアプリやツールアプリはあるものの基本的には数が少なくとてもシンプル。過剰なメーカーカスタマイズは少なく、いわゆる「ピュアAndroid」に近い印象です。他機種から乗り換える場合でも極端に戸惑うことはないでしょう。

画面 「ストレージとUSB」と「SIMのステータス」

 内蔵ストレージは16GBですが、初期状態で空きは約9GB。多くデータを保存する人は、すぐにmicroSDカードを挿して使った方がいいと思います。また、arrows M03はドコモ回線だけでなく、au回線でも使うことができます。UQ mobileのSIMを入れ、APNの設定をするとすぐにLTE接続ができました。

 「ドコモ、auどちらでもOK」ということは、回線を自由に選べるということになるので、初心者からコアなユーザーまで幅広い人にメリットがあると思います。特にmineoであればドコモ回線/au回線を切り替えることもできるため、なおのこと相性がいいように感じます。

約1310万画素のカメラで撮影したソーキそば

 約1310万画素のカメラで撮影したソーキそば。本体価格が倍以上するiPhoneやGalaxyのカメラと比較すると確かに差を感じますが、悪くはない感じです。いわゆる「シズル感」のある写真も撮影することができるでしょう。

アウトカメラは広範囲が写る広角レンズを採用

 今回のアウトカメラは広範囲が写る広角レンズを使っているので、スケール感のある風景写真が撮れます。夏はレジャーに出かけ、様々な写真を撮影する機会があると思います。その際、このカメラは十分に使える存在であると実感することと思います。防水仕様で水辺に強いのもポイントですね。

arrows M03で話題のゲーム、ポケモンGOをプレイ!

話題の「ポケモンGO」をプレイ

 話題の「ポケモンGO」をプレイしてみました。arrows M03は、ジャイロセンサーも搭載されているため、AR機能も使うことができます。連続して1時間ほどプレイしてみましたが、アプリの動きも安定しており、全く問題はありませんでした。

ポケモンGO使用時にはストラップホールが生きてくる

 なお、ポケモンGO使用時には前述のストラップホールが生きてきます。リングストラップを付けておけば、路上への落下を防ぐことができまるので活用してみてはいかがでしょうか。また、室内でのGPS測位も速いため、ポケモンGO満足度はトータルで高いです。

 ただし、その他のゲームでは動きが重たくなることも。

 例えば「実況パワフルプロ野球」では、試合シーンでは動きがカクカクし、かなり満足度の低いプレイとなりました。設定を変更することで多少は改善されましたが、重めのスマホゲームをされている方は注意が必要かもしれません。

日本メーカーならではの便利機能多し!

ポケモンGO中に雨が降っても安心

 arrows M03は防水・防塵をはじめ、米国国防総省が定めたMIL企画の14項目に準拠したタフネスな機種です。お風呂場やキッチン、洗面所などの水まわりでも気兼ねなく使えるのは嬉しい限り。ポケモンGOを屋外でプレイしてる最中に雨が降っても防水のM03であればそのまま使うこともできます。

 その他、ユニークだと感じたのはマルチユーザー機能。

画面 マルチユーザー機能

 Android 5.0で本格的に始まった機能で、簡単に利用者を切り替え、データなどを分けることができます。私は地域でスマートフォン教室や、学校で講演会などを行うことがあるのですが、お母さんのスマホを、中学生の娘さん(自分のスマホは持っていない)が使うという事例をよく聞きます。

 こうした「スマホを持つ前のならし期間」で、このマルチユーザー機能は便利に使えそうです。

画面 ランチャー機能

 また、画面の端からアプリをすぐに呼び出すことができる「ランチャー機能」も搭載されています。「ホーム画面はシンプルにしたいけど、よく使うアプリはすぐに立ち上げたい!」というニーズにしっかりと答えられると思います。

ロングセラーなるか? 今後の展開も含めて楽しみな1台!

 arrows M03はほどよいスペックに、便利な機能が多数搭載されたバランスのよい1台だと感じました。MVNO市場においてはASUSやHuaweiなどのアジアメーカーが目立ちますが、防水やおサイフケータイなどの武器で対等に戦って欲しいと思います。価格は、楽天モバイルとIIJmioが35,424円、mineoが34,344円(9/1販売開始)、UQモバイルは端末アシストで10,800円(別途1,296円×24ヶ月の支払いと割引が入ります)で販売しています。

 大人気となった前モデル「arrows M02」を超える人気を獲得するの?今後の売れ行きが楽しみです。

(文:モバイルプリンス)

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