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» 2016年12月26日 06時00分 UPDATE

スマートフォンの通信速度制限を防ぐ方法 (1/3)

スマートフォンを使う上で、毎月のデータ通信量をどこまで抑えるかは頭の痛い問題。通信速度制限を防ぎ、快適に高速通信をするために覚えておきたいポイントをまとめた。

[田中聡,ITmedia]

 スマートフォンで利用できる通信量は、毎月のプランによって上限が決められている。例えば3GBのプランを契約している場合、当月の通信量が3GBを超えると、通信速度が制限されてしまい、もとの速度に回復させるには追加料を支払うか、翌月まで我慢しないといけない。

 特に最近は音楽や動画のストリーミングサービスが普及し、スマホで大容量のデータを扱うことも増えてきた。月末になると、「今月のデータ量、どれぐらい残っているかな……」と不安になる人も多いだろう。

 そこで、毎月のデータ通信量を抑え、快適に高速通信を楽しむ方法を紹介したい。※記事で紹介している価格は税別。

データ節約 大手キャリアだと、制限後の速度は128kbpsにまで落ちる

当月のデータ通信量/残量を確認する

 まず大前提として、当月のデータ通信量を確認する方法を覚えておこう。

 iPhoneの場合、「設定」→「モバイルデータ通信」→「モバイルデータ通信の使用状況」から確認できるが、通信量を月ごとに見るには、月が変わるたびに「統計情報のリセット」を押さないといけない。

データ節約データ節約 「モバイルデータ通信の使用状況」の「現在までの合計」から、累計のデータ通信量が分かる(写真=左)。月ごとに確認するには、月末に統計上をリセットしないといけない(写真=右)

 Androidの場合は機種によって異なるが、「設定」→「データ使用量」などから確認できる。Androidではリセットする日を決められるので、「1」に設定しておけば、以後は何もしなくても当月の通信量を確認できる。

データ節約データ節約 Androidでは、グラフで毎月の通信量を確認でき、指定した容量に達すると警告を出せる(写真=左)。使用量のリセット日を「1日」にすれば、月ごとの通信量を計測できる(写真=右)

 ただし、上記の方法はあくまで端末が計測するもので、通信事業者(大手キャリアやMVNO)が計測したものとは異なる場合がある。より正確に把握したければ、通信事業者が提供しているマイページやアプリから確認しよう。特にアプリは起動するだけで当月のデータ残量を確認できて便利だ。ドコモは「My docomo」アプリ、auは「デジラ」アプリ、ソフトバンクは「My SoftBankプラス」アプリからデータ残量を確認できる。いずれもiOSとAndroid向けに提供されている。なおY!mobileは、オンラインの「My Y!mobile」から確認する形となる。

データ節約データ節約 左から「My docomo」「デジラ」アプリ
データ節約 「My SoftBankプラス」アプリ

 MVNO(格安SIM)も、アプリを提供しているところが多いのでチェックしてみよう。例えばIIJmioは「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」アプリ、OCN モバイル ONEは「OCN モバイル ONE」アプリから当月のデータ残量を確認できる。

データ節約データ節約 左から「みおぽん」アプリ、「OCN モバイル ONE」アプリ

契約するプランを見直す

 毎月利用できる高速データ通信量はプランによって決められているので、「オーバーすることが多い」という人は、プランを見直した方がよい。

 オーバーしても追加料金を支払えば速度が戻るが、追加料金は基本的に割高だ。例えばドコモの場合、1GBあたり1000円を追加購入できるが、月3500円の「データSパック(小容量)(2GB)」の契約者が2GB分(2000円)を追加購入すると月5500円になり、月5000円の「データMパック(標準)(5GB)」より高くなってしまう。つまり月4GB以上使うのなら、SパックよりもMパックの方がお得になるということだ。

 自分が普段どれぐらい通信するのかを把握した上でプランを選択しよう。

データ節約 ドコモの1人向け「データパック」

 自宅にWi-Fi環境があり、スマートフォンを使うのは通勤、通学中がほとんどで、主な用途もブラウジングやSNSなら、2〜3GBのプランで十分だろう。5GBや7GBなどのプランもあるので、用途や使用頻度に応じて選びたい。

 モバイル回線でYouTubeやHuluなどの動画ストリーミングサービスを使う人、自宅にWi-Fi環境がなく、アプリのダウンロード、アップデート、テザリングもスマホで賄うという人は、大手3キャリアと一部のMVNO(DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルなど)が提供している10GB〜50GBの大容量プラン(容量は事業者によって異なる)を契約すると安心だ。またMVNOサービスの「b-mobile」(日本通信)と「U-mobile PREMIUM」(U-NEXT)では高速通信の使い放題サービスを提供しているので、こちらも一考の価値がある。

 毎月の通信量に大きなムラがあるという人は、使った分だけ課金されるプランが向いている。こうした柔軟なプランはMVNOが得意としており、「FREETEL SIM」(プラスワン・マーケティング)や「エキサイトモバイル」(エキサイト)などが扱っている。FREETEL SIM(データ専用)では100MB 299円から20GB 4870円まで8段階で課金される。エキサイトモバイル(データ専用のSIM1枚コース)では、500MB 630円から10GB 2380円まで1GBごとに課金される。

データ節約 FREETEL SIMの従量課金プラン
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