3月25日より、ワイモバイルとUQモバイルがiPhone SEの販売をはじめます。iPhone SEは、約1年経った現在でも人気の高いモデル。人気の理由は端末のサイズ感。最新のiPhone 7がやや大きめの4.7インチであるのに対し、iPhone SEは片手で使えるコンパクトな4インチであること。また、iPhone6s、7シリーズと比較して安価であることも魅力です。
ワイモバイルとUQモバイルでiPhone SEを購入した場合、どのくらい「通信費+端末費」をおさえられるのでしょうか。2年間総額はいくらになるのか、両社プランを確認して比較してみます。
ワイモバイルが提供するプランは、「スマホプランS」「スマホプランM」「スマホプランL」の3種類です。各プランともにキャンペーンが適用され、1年間は月額料金が1,080円割引。さらに、新規・MNP※の場合は、毎月の高速データ通信容量を2年間2倍で利用することができます。
3月23日現在、ワイモバイルではスマホプランMに加入した場合の割引額で本体価格を発表しています。もっとも、公開された価格には月額利用料金が入っていません。本体価格は32GBモデルで65,340円、128GBモデルは78,300円となっており、割引される金額は「新規/機種変」と「MNP」では実質負担額に差があります。
この場合、32GBモデルの新規/機種変 38,880円(1,620円/月)、MNP 25,440円(1,080円/月)となり、128GBモデルでは新規/機種変 51,840円(2,160円/月)、MNP 38,880円(1,620円/月)となっています。
UQモバイルにも3種類のプランがあり、価格、高速データ通信容量、割引額、高速データ通信容量が2倍になるキャンペーン(※)の4つの点で、ワイモバイルと同じですが、通話プランに違いがあります。UQモバイルでは、プランに応じた無料通話時間がついた「ぴったりプラン」と、5分以内の国内通話が回数制限なく定額でつかえる「おしゃべりプラン」の2つを用意されています。
※新規もしくはau(auのMVNO含む)以外からのMNPで「ぴったりプラン」加入の場合
通話の部分で比較すると、UQモバイルは割引期間が1か月、増量期間は2か月と、ワイモバイルよりも長くなっています。
なお、UQモバイルでの取扱いは32GBモデルのみです。価格は端末購入アシストを利用した場合、24回割賦で実質25,920円(1,080円/月)。端末購入アシストを利用しない場合は、54,540円となります。
今回の比較では、ワイモバイルが公開している端末価格がMプラン以上を利用した場合のみであること。UQモバイルが32GBモデルしか取扱いのないことから、それぞれの月額料金はMプランを採用し、選択するiPhone SEは32GBモデルで計算。その結果は以下の通りです。
月額 | 総額(24か月合計) | |
---|---|---|
ワイモバイル | 4,898円(初年度) (2年目から:5,978円/月) |
130,512円 |
UQモバイル | 4,298円(13か月目まで) (14か月目から:5,378円/月) |
115,032円 |
月額 | 総額(24か月合計) | |
---|---|---|
ワイモバイル | 4,298円(初年度) (2年目から:5,378円/月) |
116,112円 |
UQモバイル | 4,298円(13か月目まで) (14か月目から:5,378円/月) |
115,032円 |
新規/機種変と総額を計算したところ、上記のような結果になりました。UQモバイルのほうが価格は安いのですが、10分かけ放題の通話プランが付いているワイモバイルも、普段よく電話するかたには魅力的なのではないでしょうか。
なお、両社ともに途中解約による違約金や、その他諸注意があります。じっくりと内容を吟味し、契約することをオススメします。
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