ゲームデバイスメーカーの米Razerは1月9日(現地時間)、「Razer Phone」をはめ込んで使う“ノートPC”「Project Linda」のコンセプトを発表した。発売時期などはまだ不明だ。
Razer Phoneは、2017年11月に発表した同社初のAndroidスマートフォン。プロセッサは米Qualcommの「Snapdragon 835」、メモリは8GB搭載する。Project Lindaは、この5.72型端末をキーボードの手前にドックのようにはめ込み、トラックパッドや2つ目のディスプレイとして使う。つまり、AndroidベースのノートPCになる。
デモ動画(記事末に転載)では、米AppleのMacBook Proの「Touch Bar」のように、写真アプリの画像編集ツールとして使ったり、モバイルゲームをキーボードやマウスを使ってプレイする様子が紹介されている。
本体のディスプレイは13.3型(2560×1440ピクセル)、ストレージは200GBで53.6Whのバッテリーを搭載する。ポートはUSB-A、USB-C、3.5mmオーディオジャックを各1備える。キーボードはフルサイズでマウスも使える。厚さは15mmで、重さはRazer Phoneをはめた状態で1.25kgだ。
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