CPUはクアッドのみ!の極上デスクトップPC「HP Pavilion Desktop PC m9380jp/CT」を試すこの性能がたまらない(3/3 ページ)

» 2008年09月01日 16時30分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]
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時代にマッチしたハイエンドデスクトップPC

 ベンチマークテストの結果から、Windows Vista環境でのどんな用途でもバランスよく快適にこなせるマシンであることが分かる。静音性のレベルも高く、起動時や再開時などCPUクーラーのファンが短時間だけ大きな音を立てることがあるが、それ以外はBlu-ray Discの鑑賞時、ゲームプレイ時も含めてほとんど安定して静粛だった。

 直販の「HP Directplus」での販売価格は最小構成で7万9800円とリーズナブルだ。ハイスペックにカスタマイズしても割高になるようなことはなく、評価機の構成で見積もってみても16万9890円で済む。これだけのパフォーマンスと拡張性を備えるとともにデザインまでトータルでコーディネイトされ、さらにメーカー保証もつくPCがこの価格というのは買い得というほかはないだろう。

 また、家庭向けのハイエンドデスクトップPCを展開するにあたって、ストレージシステムにフォーカスした「ストレージタンク」というコンセプトも共感できるものがある。高画素のデジタルカメラ、高画質なHDビデオカメラなどの普及によって、写真やムービーをデジタルにしてPCで管理するということも一般的になってきている中で、それらをストレスなく管理できる高い性能と充実したストレージは大きなアドバンテージとなるだろう。クオリティの高い着脱式ドライブを用意し、ワンタッチでバックアップできる機能を備えているのも大きい。ノートPCではなかなか代用できない部分でもあり、今の時代にあえて広い設置スペースをとるデスクトップPCを選ぶユーザーのニーズをよく把握した製品といえるのではないだろうか。

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