ニュース
» 2010年02月15日 11時13分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「次世代が急激に加速してきた!」――USB 3.0対応SSDと割安なSATA 3.0対応HDDが登場 (1/4)

USB 3.0の速度をフルに生かせる可能性を秘めたSSDが発売され、1万円強のSATA 3.0対応HDDも比較的潤沢に出回った。次世代インタフェースを駆使できる環境がハイペースに整いつつある。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「でかくて超速いUSBメモリみたいな感じ?」――128Gバイトと64GバイトのUSB 3.0対応SSDに注目

og_akiba_001.jpg ウェスタンデジタル「WD Caviar Black WD1002FAEX」

 先週の金曜日、最大転送速度6GbpsのSATA 3.0に対応したウェスタンデジタルの1TバイトHDD「WD Caviar Black WD1002FAEX」が、複数のショップに入荷した。価格は1万1000円前後で、街全体でみると潤沢に出回っている。回転数は7200rpmで、バッファ容量は64Mバイトだ。

 SATA 3.0対応HDDは、昨年末にシーゲイトから2Tバイトの「Barracuda XT ST32000641AS」が登場しているが、3万円弱と高価で流通量も少ない。そのため、WD1002FAEXに関心を寄せるユーザーは多いという。

 クレバリー1号店は「SATA IIのWD Caviar Black 1Tバイトモデルと比べて2000円程度の差で、新規格対応モデルとしては割安感がありますね。SATA 3.0環境が整っている人はまだ少ないのでいきなりの大ヒットは期待していませんが、コレが潤沢に出回ることでSATA 3.0に注目する人は増えるでしょう。順調にバリエーションが増えていったらと期待しています」と語る。

 次世代インタフェースのもう1つの注目株であるUSB 3.0にも、話題性の高い対応アイテムが登場した。SUPER TALENTの外付けSSD「ST3U」シリーズで、128Gバイトの「ST3U28SRK」の価格は7万3500円、64Gバイトの「ST3U64SRK」は4万2000円となっている。同シリーズには32Gバイトモデル「ST3U32SRK」もラインアップされているが、こちらは入荷を確認できなかった。

 ST3Uシリーズは、内部でRAID 0を構築しており、ライト180Mバイト/秒、ライト230Mバイト/秒という高速な転送速度を備えているのが特徴だ。対してボディサイズは、34(幅)×95(奥行き)×15.4(高さ)と小さい。入荷したパソコンショップ・アークは「一回り大きなUSBメモリとして使えるサイズですね。それでいて内蔵SSDをも凌駕する速度が出るので、数10Gバイトのデータでも、USB 2.0メモリでいう数Gバイトくらいの感覚で扱えると思います。ただ、すごく高価なので、すぐにはヒットしないと思います。ストレージ関連は普及と同時に激しく値下がりすることを知っているユーザーも多いので、注目しながら価格の動向を見守っている人が相当数いると踏んでいます」と話していた。

 一方、従来からある外付け向けの高速インタフェースの新製品もリリースされている。先週ノバックから登場したのは、eSATA対応の3.5/2.5インチHDDスタンド「SATA HDDくれ〜どるKIT Power eSATA」だ。PCとの接続はeSATAのみで、価格は3000円弱。

 ツートップ秋葉原本店は「話題性ではUSB 3.0にかないませんが、eSATAでも理論値でUSB 2.0の5倍も速いですから、ラインアップの充実度からみれば、まだまだ価値があると思います。eSATA対応マザーも多いので、とりあえず高速な外付け環境がほしいというのならよい選択肢でしょう。……まあ、注目はされていませんけど」と話していた。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg SUPER TALENT「ST3U」シリーズ(写真=左/中央)。ノバック「SATA HDDくれ〜どるKIT Power eSATA」(写真=右)

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.