“WiMAX弁当”など、マチナカで訴求──インテルとUQが「WiMAX内蔵PC」の共同訴求キャンペーン(2/2 ページ)

» 2010年11月10日 17時07分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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目下、WiMAX内蔵PCの“アクティベーション率”を上げたい

 WiMAX内蔵PCの目下の課題は「アクティベーション率の向上」だという。上記の通り、WiMAX機能を標準で搭載するPCラインアップが急増し、購入者も応じて増えているが「せっかくWiMAXが付いているのに、使っていない(契約していない)人もいる。今まで、アクティベーション率(WiMAX内蔵PCの出荷台数に対する、WiMAXモジュールの固有IDが契約数にカウントされた数)は8%ほどしかなかった」(UQコミュニケーションズ 野坂社長)という。

photophotophoto 高速、定額、低料金のメリットに加え、エリア拡充も順調とアピール
photophotophoto WiMAX“標準搭載”のPCがかなり増え、かつグローバル規格であることを生かした海外での利用シーンも訴求する

 なおアクティベーション率は、2010年10月からUQコミュニケーションズが実施するWiMAX内蔵PC購入者向けキャンペーン「WiMAX PC バリューセット」(加入月/翌月の利用料無料、UQ Stepプランは0円〜4480円に値引き など。2011年3月31日まで)で約15%ほどに上昇したという。これも好材料に、インテルは明確な目的意識を持って契約する中級者以上のPCユーザー以外の一般層に向けても「このように便利になる、このようなことができるようになる」と、モバイルWiMAXとWiMAX内蔵PCの利便性を“いつでもどこでもパソコンプロジェクト”でアピールしたい考えだ。

photo フリーアナウンサーの久保純子さんを招いた「WiMAX内蔵パソコン体感イベント」を東京・JR有楽町駅前広場で実施する。日時は2010年11月19日(金)15〜16時

photophoto “インテル+WiMAX弁当”は、(一応……)ハコのみインテルが提供するもの。中身は新宿・有楽町・丸の内の特定店舗(有楽町・東京国際フォーラム広場のネオ屋台村出店店舗など)の各メニューが入るようだ。ハコのカラーバリエーションは4色。例えば、赤は中華・チリソース系、黄はカレー風味……などと分けられるのだろう、きっと
photophotophoto 会場で出た黒“インテル+WiMAX弁当”(発表会オリジナルの東京會舘製)。VAIO Zと比べると小型だがやや厚めで、縦向きにできないためビジネスバッグへの収納には適さない。側面にはイヤフォン/マイク端子、USB×2、アナログRGB、有線LAN、PCカードスロットを搭載、もとい記載。白米と小梅をベースに、揚げもののエビ、ホタテ、ステーキ串、カツなど、少し脂っこめだが手のかかっている具材を内臓、いや内蔵。デザートはパイナップルとぶどうだった

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