普及しない5Gミリ波より現実的? ソフトバンクらが6G向け“センチメートル波”の有用性を銀座で実証
ソフトバンクは11月19日、6Gを見据えた7GHz帯のセンチメートル波の実証結果を公表した。銀座での実験では、人や交通量が多い都市部でも良好なカバレッジと安定した通信品質を確認した。広域カバーや障害物への弱さが懸念されていたが、その不安に対して実証で答えた形となった。(2025/11/19)
石野純也のMobile Eye:
5G SAや大容量化で“真の5G”がいよいよ本格始動へ 4キャリアの最新ネットワーク戦略を解説
CEATECの会期2日目には、大手キャリア4社や国内通信機器ベンダー、インフラシェアリング事業者が集うイベントが開催され、5Gの現状とこれから進む道を示した。各社5GのSA(スタンドアロン)を拡大しながら、次のサービス展開を準備している。ソフトバンクは5G SAのエリアが急拡大し、KDDIはミリ波をより活用していく。(2025/10/18)
KDDI、万博の通信対策を強化 来場者急増受け5Gミリ波中継器を設置
KDDIは10月3日、閉幕を控えた大阪・関西万博での来場者増加に対応するため、会場内の混雑する場所に5Gミリ波中継器を設置したと発表した。8月29日にEXPOアリーナMatsuri、ウォータープラザ、ポップアップステージ西の3カ所に計3台を配置したという。(2025/10/3)
ソフトバンクの秘密兵器? 「ポケモンGO」イベントでも活躍した“高所作業車”基地局とネットワーク対策の中身
ソフトバンクはここ数年、大型イベントのネットワーク対策に高所作業車を用いて基地局を設置している。クレーンで20mの高さにアンテナを設置できるので、より広範囲のエリアをカバーできる。ポケモンGOのイベントで運用した背景や効果を聞いた。(2025/9/4)
羽ばたけ!ネットワークエンジニア(92):
AWSの撤退は「5G失敗」の証拠ではない 企業が“意図せず”作ったプライベート5Gの正体
AWSは2025年5月にプライベート5Gサービスを終了した。企業はプライベート5Gを見限るべきなのか、それとも活用する道があるのだろうか。(2025/8/25)
KDDI、コミケの通信対策を前年比約2倍に 臨時基地局は5台→9台へ
KDDIは8月14日、東京ビッグサイトで8月16〜17日に開催される「コミックマーケット106」(コミケ106)にあわせ、屋外の通信対策を前年比で約2倍に強化すると発表した。2024年12月の「コミックマーケット105」でも臨時の対策を実施したが、「想定以上の来場者数」により一部で体感品質の劣化が確認されたことから、安定した通信提供を目的に拡充するという。(2025/8/15)
KDDI、コミケ106での通信品質向上 基地局を増やして「ずっと、もっと、つなぐぞ」と本気の対策
KDDIは、8月16日と17日に東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット106」における通信品質対策内容を発表した。2024年末開催の「コミックマーケット105」と比較して約2倍の通信品質対策を実施。多数の来場者が集中する屋外での通信環境を安定させ、快適な利用を可能にする。(2025/8/14)
「au携帯料金は値下げしない?」「株主優待なぜPontaポイントに変更?」 KDDI株主総会 質疑応答まとめ
KDDIが6月18日、第41期定時株主総会を開催した。質疑応答では、株主優待や金融戦略、通信品質、携帯料金などの質問や要望が挙がった。料金については付加価値サービスを提供し、ユーザーから得た対価で通信品質向上の投資をしていくことを強調した。(2025/6/18)
「ポケモンGO」大阪イベントでスマホの通信はどこまで快適だった? 1キャリアだけ厳しい結果に、その理由は?
5月30日に参加した「Pokemon GO Fest 2025:大阪」で、4キャリアの通信速度を測定した。12時台から17時台に掛けて、3回に分けて測定した。1キャリアだけ極端に速度が出なかった。(2025/6/10)
大阪・関西万博のスマホ通信は快適? 会場で充電できる? 気になる“スマホ事情”を解説
大阪・関西万博は、チケット購入や入場から施設予約、キャッシュレス決済、SNS撮影まで、事実上スマートフォンの使いこなしが必須のイベントだ。今後の連休や夏〜秋シーズンで観光しに行く予定の人もいるだろう。そこで気になるのが、万博会場の5G通信環境や、万博会場で困らないスマホの活用方法だろう。今回は万博でのモバイルバッテリー事情や通信環境を紹介する。(2025/5/20)
ドコモは新料金プランで反転攻勢へ、通信品質1位の目標を「なかったことにするつもりはない」 決算会見で語られたこと
NTTドコモは、2024年度決算と2025年度の業績予想を公表した。6月から提供する新料金プラン「ドコモMAX」でARPU反転を図る。質疑応答では銀行業や衛星通信サービスの進展、新料金プランの考え方などの話題が出た。(2025/5/10)
KDDI、とある場所で5G通信速度を向上 どんな「カラクリ」か、このタイミングの意図は
KDDIが4月11日、5Gの通信速度を向上させたと発表した。ニュースリリースで、技術的な「カラクリ」と、このタイミングの意図を示した。カギは「Dual Band Massive MIMO Unit(DB-MMU)」という無線装置だ。(2025/4/11)
三菱電機 MGFS52G40MB:
5G基地局向けGaN電力増幅器モジュール
三菱電機は、5G massive MIMO基地局向けGaN電力増幅器モジュール「MGFS52G40MB」を発表した。独自の整合回路設計技術を適用し、3.6〜4.0GHz帯へ対応。より多くの国や地域の5G基地局の普及拡大に貢献する。(2025/4/4)
北米などの5G Massive MIMO基地局用:
3.6G〜4.0GHz帯対応GaN電力増幅器モジュール 三菱電機
三菱電機は、3.6G〜4.0GHz帯で動作する平均出力電力16Wの5G基地局用GaN電力増幅器モジュール「MGFS52G40MB」を開発、サンプル出荷を始めた。5G Massive MIMO基地局用装置の製造コスト削減や電力消費の低減が可能となる。(2025/3/24)
PR:楽天モバイルが外出先の回線に大活躍! テザリングでとことん使い倒した結果
楽天モバイルはサービス開始以来、月額3,278円(税込み、以下同※1)でデータ使い放題というプラン設計を貫いている。楽天モバイルのSIMを挿したスマートフォンのテザリングを利用して、仕事用の回線としてどこまで活用できるかチャレンジしてみた。5Gのエリアも着実に広がっており、さまざまな場所で快適に通信できた。(2025/3/10)
6G通信用でRF半導体需要が拡大:
化合物半導体市場、2031年に7兆9920億円規模へ
化合物半導体の世界市場は、2024年見込みの4兆4584億円に対し、2031年には7兆9920億円規模に達する。今後はLEDチップやパワー半導体が市場拡大に寄与する。富士キメラ総研が市場調査し、2031年までの予測を発表した。(2025/2/20)
石野純也のMobile Eye:
大規模イベントでも「5Gをオンにしてほしい」 ドコモに聞く、ネットワーク対策の舞台裏
ドコモは、東京ドームシティ(東京・文京区)で開催中の「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」に、トップパートナーとしてさまざまなサービスを提供している。1カ所に多数の来場者が密集するので、ネットワーク対策も実施している。スタジアムならではの苦労もあったという。(2025/2/1)
ドコモ、コミケで「5Gを使ってほしい」 23年の反省を生かし5Gを重点強化、遊撃班が“SNS対応”も
NTTドコモは、12月29日と30日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるコミックマーケット105に向け、通信品質向上のための対策を実施する。その2日前にあたる27日、一部の報道陣を招き、具体的な対策内容を明らかにした。今回は「会場内の全面的な5G SA化」が大きなポイントとなっている。(2024/12/28)
5Gへの投資は“コスト”なのか:
PR:通信事業者が5Gネットワークを「収益の柱」に変えるには? 海外事例に学ぶ
5Gが普及した一方で、5Gが“本来持つ機能”をフル活用するための準備が整っていない。国内の通信事業者にとっては高額な投資になるが、欧米では顧客体験の向上を重視した施策に取り組んで収益アップにつなげた事業者が登場している。その取り組みから成功のヒントを探る。(2024/12/27)
KDDI、コミケ105で通信品質を向上へ Massive MIMOなどを活用
KDDIは、12月29日と30日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるコミックマーケット105で、通信品質向上対策を実施する。会場では、混雑が予想される。KDDIは5G(Sub6)に加え、臨時エリア対策を実施し、携帯電話で通信サービスを快適に利用できるようにする。(2024/12/24)
楽天モバイルの通信品質が改善したワケ 5Gやプラチナバンドの現状、ネットワーク戦略を竹下副CTOが解説
楽天モバイルは、11月27日に報道関係者に向けた「ネットワーク技術に関する勉強会」を開催し、ネットワーク戦略を説明。5Gは電波の出力を増強することで、関東地方のエリアを2.1倍に拡大させた。プラチナバンドは当初、1局のみの状態が続いたが、現在は複数局を運用しているという。(2024/11/28)
楽天モバイル、関東での5G(Sub6)エリア拡大計画を前倒し 最大1.6倍→2.1倍にまで拡大
楽天モバイルは11月27日、関東地方での5G(Sub6)エリア拡大を発表した。これは、同社が通信品質向上に向け、2024年内をめどを目標に進めている取り組み。完了時期を当初予定の最大1.6倍を超え、最大2.1倍にまで拡大した。(2024/11/27)
石野純也のMobile Eye:
「AI-RAN」でソフトバンクのネットワークは何が変わる? ユーザーのメリットとビジネス上のインパクトを解説
ソフトバンクは、11月13日にAI-RANのコンセプトを具体化した「AITRAS(アイトラス)」を発表した。AI-RANとは、仮想化の基盤上で無線信号の処理だけでなく、AIも同時に駆動させるというもの。2025年度には一部法人顧客の専用網となるプライベート5Gに展開するミニマクロ局として、サービスを開始するという。(2024/11/16)
ソフトバンクの5Gネットワークがさらに進化 AIと5Gを同一インフラで運用する「AITRAS(アイトラス)」発表
ソフトバンクはAIとRANの統合ソリューション「AITRAS(アイトラス)」の開発を発表。今後、ソフトバンクの商用ネットワークに導入する他、国内外の通信事業者にも提供し、展開・拡大を目指していく。AITRASを導入するメリットは、ネットワーク構築のコスト削減やインフラリソースの効率化など。(2024/11/13)
夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」でモバイル通信は快適だったのか auの取り組みを聞く
真夏の大型フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が、2024年も千葉県・千葉市において8月3日から開催された。このROCK IN JAPAN FESTIVALを通信面で支えるのがKDDIだ。大型イベントにおける通信品質の取り組みと、実際の効果について取材した。(2024/8/11)
楽天モバイルの赤字幅が縮小、プラチナバンドは前倒しでエリア化 三木谷氏は「若年層の利用増」もアピール
楽天グループが、2024年12月期第2四半期の連結決算を発表した。楽天モバイル事業が順調で、マーケティング費用を除いたキャッシュフローで黒字化を達成。プラチナバンドは前倒しで積極的に設置していくとした。(2024/8/10)
楽天G、モバイル事業で赤字続くも改善進む 南海トラフ対応は「非常時設備を該当エリアに移動中」
楽天グループは8月9日、2024年度第2四半期決算を発表した。連結売上収益は前年同期比8.1%増の5373億円で、連結Non-GAAP営業損益は118億円の赤字だったが、海外EC、FinTechセグメントが好調だった他、モバイル事業は契約者数の増加とコスト最適化が進み、赤字幅が縮小した。(2024/8/10)
KDDI、甲子園球場の5G設備を強化 通信速度が1.6倍に
KDDIは、阪神甲子園球場の5G設備を強化したと発表した。(2024/8/6)
通信品質を磨いたら「auマネ活プラン」が好調で、金融事業にもプラス効果(課題もあり)――KDDI高橋社長が語る2024年度第1四半期決算
KDDIが2024年度第1四半期決算を発表した。前年同期比で増収増益となった決算は、通信品質向上への取り組みが携帯回線のアップセルにつながり、特に「auマネ活プラン」の好調は顕著だったという。auマネ活プランはauの金融サービスの利用率アップにも貢献したそうだが、新たなる課題も見つかったという。(2024/8/2)
楽天三木谷氏が語る「AI」×「モバイル」の未来像 「楽天モバイルAIアシスタント2.0」も展開予定
楽天グループの三木谷浩史氏が、Rakuten Optimismのオープニングキーノートで登壇し、AIに対する取り組みを中心に語った。楽天グループでは、誰もがAIを活用できる「AIの民主化」を目指しており、そのためには3ステップが必要だという。「楽天グループの全てを包含したコンシェルジュ」サービスも開発している。(2024/8/2)
ドコモが能登の復興支援ライブで“5G Massive MIMO臨時局”を展開 通信速度とパケ詰まり効果を検証した
ドコモが石川県金沢市で「PEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-」を開催。この会場で、NTTドコモの臨時局としては初となる「5G Sub-6帯のMassive MIMO(MU-MIMO)を用いた移動基地局」を展開した。NTTドコモ 北陸支社によると、Massive MIMO搭載の5G基地局による通信性能の向上効果は2倍以上だという。(2024/7/19)
石野純也のMobile Eye:
楽天モバイルが“大幅前倒し”でプラチナバンドを運用開始できたワケ “飛びすぎない”対策も必須に
楽天モバイルは、6月27日にプラチナバンドの電波を発射し、商用サービスを開始した。総務省に提出した開設計画では2026年3月を目標にしていたため、そのスタートを大きく前倒しした格好だ。現時点で開局しているのは東京都世田谷区にある1局のみだが、同社はプラチナバンドをどのように活用していくのか。(2024/6/29)
楽天モバイルの「プラチナバンド」は1.7GHz帯との“ベストミックス”で展開 5G速度も向上させ1000万回線の早期達成を目指す
楽天モバイルが6月27日、同社のネットワークについて、2つのアップデートを発表した。1つが5G通信品質の改善、もう1つがプラチナバンドの商用サービス開始だ。ネットワーク改善は「1000万回線の早期達成に向けた最重要戦略」に位置付ける。(2024/6/27)
楽天モバイルの5G(Sub6)、都内でのトラフィックが約2.3倍に ユーザー数は約1.5倍、通信速度は約2倍に向上
楽天モバイルは6月27日、5G(Sub6)基地局のキャパシティを増強する施策を行なったと発表した。これにより、東京都内では従来比で5G接続におけるセル当たりのトラフィックが約2.3倍、ユーザー数が約1.5倍、平均通信速度が約2倍に向上したとしている。Sub6は5G専用に割り当てられた6GHz帯以下の周波数帯を指す。(2024/6/27)
羽ばたけ!ネットワークエンジニア(78):
ソフトバンクの「プライベート5G(専有型)」は5G利用活性化につながるか?
ソフトバンクは、2023年3月にサービスを開始したネットワークシェアリングによる「プライベート5G(共用型)」に続き、2024年3月に「プライベート5G(専有型)」の提供を始めた。5Gの主要設備の一部をユーザー側に設置する専有型は5G利用の活性化につながるのだろうか。(2024/6/24)
「ドコモの5G(Sub6)エリアカバー率は全国でNo.1」 前田新社長がアピール
NTTドコモの前田義晃社長は、6月18日の社長就任会見で、「Sub6」の5Gエリアに言及した。ドコモは3.7GHz帯と4.5GHz帯を持つ。前田社長は「MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)など高機能技術の導入を加速していく」ことも明らかにした。(2024/6/18)
KDDI、都心で5Gのフルパワー発揮へ 他キャリアにない強みは?
KDDIは、5GのSub6帯エリアを関東地方で2.8倍、全国で1.5倍に拡大し、下り通信速度が約3倍に向上したと発表した。(2024/6/14)
KDDIが5G「Sub6」の実効速度を公開 エリア拡大で下り300Mbps超を実現
KDDIは6月14日、首都圏で意図的に狭めていた「Sub6」の5Gエリアを拡大したと発表し、その実効速度を都内で報道陣に公開した。Sub6は5G専用に割り当てられた6GHz帯以下の周波数帯を指す。公開場所は「ザ・プリンス パークタワー東京」(東京・港区)で、屋外だ。(2024/6/14)
auの5G(Sub-6)エリアが関東で2.8倍に拡大、通信速度は約3倍に向上
KDDIが、5G通信サービスのSub-6(3.7GHz/4.0GHz帯)のエリアを2024年5月末までに拡大し、Sub-6エリアを関東地方で2.8倍、全国で1.5倍に拡大したことを発表した。Sub-6エリアでは従来の5G接続から通信速度が約3倍に向上し、300Mbps超の速度を実現したという。衛星通信との干渉条件が緩和され、基地局の出力を上げられたため。(2024/6/14)
5G massive MIMO基地局用:
出力電力16WのGaN電力増幅器モジュールを開発
三菱電機は、5G(第5世代移動通信)のmassive MIMO基地局用GaN電力増幅器モジュールとして、平均出力電力が16W(42dBm)の「MGFS52G38MB」を開発、サンプル出荷を始めた。32T32R massive MIMOアンテナに適した製品で、massive MIMO基地局用装置のコスト削減や消費電力低減、通信距離の延長が可能となる。(2024/6/14)
EE Exclusive:
半導体業界 2024年の注目技術
本稿では、EE Times Japan編集部が注目する、半導体業界の2024年の注目技術/トレンドをまとめる。(2024/2/29)
KDDI、コミケ103会場で5Gエリア対策を実施 Massive MIMOや自動トラフィック分散機能を活用
KDDIは、「コミックマーケット103」で5G対応の車載基地局を活用し、屋外のエリア対策を実施する。同社が12月26日、発表した。今回は、通信環境が不安定になる屋外エリアに手を入れる。(2023/12/26)
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:
2023年の半導体業界を振り返る〜市況回復の兆し、業界再編を狙う動きも ―― 電子版2023年12月号
「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版」の2023年12月号を発行しました。今号のEE Exclusive(電子版限定先行公開記事)は、『2023年の半導体業界を振り返る〜市況回復の兆し、業界再編を狙う動きも 』です。(2023/12/19)
石野純也のMobile Eye:
楽天の完全仮想化ネットワークを活用した「第4のキャリア」がドイツで誕生 そのインパクトを解説
楽天シンフォニーがネットワーク構築を支援するドイツの「1&1」が、12月8日(現地時間)に携帯キャリアサービスを開始した。同日開催されたイベントには、楽天グループの会長兼社長で、楽天シンフォニーのCEOを務める三木谷浩史氏が登壇。Open RANの意義や、この分野における楽天シンフォニーの強みを語った。(2023/12/11)
米中韓台に後れを取っている:
国内5G発展の鍵は「Massive MIMO」 エリクソン社長
2020年3月、日本国内で5G(第5世代移動通信)関連サービスの提供が開始された。約3年半が経過し、日本国内の人口カバー率は96.6%(2022年末時点/総務省)と拡大した一方で、「日本の5G技術は遅れている」との見方も多い。世界と比較した国内5Gの現状や課題について、エリクソン・ジャパン 社長の野崎哲氏と、同じく社長のLuca Orsini氏に聞いた。(2023/11/8)
なぜパケ詰まりが起こるのか(後編):「コロナ禍の変化」と「3キャリアの5G整備計画」から探る
市街地にて「スマホは圏内だが通信が遅く、つながりにくい状態」、いわゆる「パケ詰まり」について考察する。今回はコロナ禍を経て、都市部で急にパケ詰まりが起きる理由、大手3キャリアの5Gエリア構築戦略の違いといった点からパケ詰まりの理由に迫る。(2023/10/26)
石野純也のMobile Eye:
ドコモが通信品質改善を本格化しても残る疑問 他社との差を埋めるのに必要なことは?
ドコモはパケ詰まりに対して基地局のチューニングや増設を行ってきたが、場所や時間帯によっては、依然として通信品質が低下する。このような状況を受け、ドコモは年末にかけて新たな対策を実施する。通信品質対策を本格化したドコモだが、他社に後れを取ってしまったのも事実だ。(2023/10/14)
ドコモのパケ詰まり問題に終止符? 「全国2000箇所以上+鉄道動線」のエリア対策を強化
ドコモがネットワーク品質向上の取り組みを説明。300億円を先行投資、2000箇所以上と鉄道動線でエリア対策を強化する。SNSや機械学習を活用し、トラフィックが増えそうな場所も先回りで対策していく。(2023/10/10)
三菱電機 MGFS48G38MB:
5G基地局向けGaN電力増幅器モジュール
三菱電機は、5G(第5世代移動通信) massive MIMO基地局向けのGaN(窒化ガリウム)電力増幅器モジュール「MGFS48G38MB」のサンプル提供を開始した。400MHz帯域で43%以上の電力付加効率を達成していて、基地局の低消費電力化に寄与する。(2023/9/25)
ソフトバンクで「パケ詰まり」が起こりにくいワケ 重視するのは“ユーザー体感とバランス”
2023年初頭からドコモで「パケ詰まり」が目立っているが、ソフトバンクではこのような話はあまり聞かない。ソフトバンクはネットワークを整備する上で、どのような対策を行っているのか。カギを握るのは、5GとLTEのバランスを取りながら、ユーザー体感を重視する設計だという。(2023/9/20)