「iPad」発売──手慣れた対応のビックカメラ、当日販売分も多数

» 2010年05月28日 11時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo ビックカメラ有楽町本店

 5月28日8時、アップル「iPad」が国内でも発売された。

 発売日の前日よりアップルストア銀座では発売を待ち望む人が多く存在し、予約なし販売の行列が1000人以上できた。また、ソフトバンクの孫正義社長が訪れ、発売セレモニーイベントを行ったソフトバンク表参道も早朝からかなり多くの購入希望者が訪れていたようだ。

 同じく家電量販大手のビックカメラも、有楽町本店や池袋本店パソコン館、新宿東・西口店、渋谷ハチ公口店、名古屋西点、なんば店、札幌店などで8時より発売。東京・有楽町の有楽町本店では7時時点で約5人、7時45分時点で約30人の列があった。一見少ないように思えるが、これは「予約者には、予約順に時間を調整して連絡→連絡を受けてから来店」、「予約なしの当日購入者は、希望する受付時間帯とともに在庫確保済みの整理券を配布」とする方法をとっていたためだ。「予約されたお客様の混乱を避け、かつより多くのお客様にも購入していただけるよう、安全に配慮した販売方法をとりました」(ビックカメラ広報)。

photophotophoto 8時より予約者から販売開始
photophotophoto 価格は、16GバイトのWi-Fiモデルで4万8800円から。ビックカメラ有楽町本店は、体験できるデモ機はもちろん、iPad用アクセサリーも数多く在庫する

 一般販売分もかなりの数が確保されていた。7時時点ですでに在庫確保となる整理券が配られ、すぐ入手したい人以外は受付時間の予約券とともに列を離れられた。ゲーム機やゲームソフト、携帯電話、iPhoneなど、この手の行列ができる製品発売日のイベント──を多く経験する同店だけに、行列による混乱はほぼなく、予約者から始まった購入・契約受け付け(Wi-Fiモデルでも約10分ほどを要する)はかなりスムーズに進んでいた。

photophotophoto 当日販売分もかなり余裕をもって確保したようだ。整理券+受付時間券が7時時点で配布されていた
photophoto 同じく、7時30分頃の銀座・アップルストア前

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月26日 更新
  1. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
  2. mineo料金プラン改定の真相 最安狙わず「データ増量+低速使い放題」で“ちょうどいい”を追求 (2025年12月25日)
  3. 3COINSで1万1000円の「プロジェクター」を試す 自動台形補正、HDMI入力、Android OS搭載で満足度は高め (2025年12月24日)
  4. 若いiPhoneユーザーの間で「クリアケース」に人気が集まっている理由 すべては“推し”のために (2025年12月25日)
  5. 時刻表が“QRコード”だけになった──SNSで「不便」「むしろ不要」と賛否 横浜市営地下鉄は元に戻すのか? (2025年11月21日)
  6. 関東地方で5G通信が速いキャリアは? ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでICT総研が比較(2025年12月) (2025年12月24日)
  7. iPhone 17 Proで話題になった「8倍光学品質ズーム」って何? そのメカニズムを解説 (2025年12月25日)
  8. iPhoneのロック画面で「カメラが起動しちゃった」を防げるようになった! その設定方法は? (2025年12月24日)
  9. Apple CarPlayもPlayストアも使える車載ディスプレイ「オットキャスト OttoScreen AI」が30%オフの3万5080円に (2025年12月24日)
  10. 「威嚇するような態度をとられた」──“撮り鉄”の迷惑行為に苦言続々 JR東日本も警鐘 (2025年12月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー