5月28日8時、アップル「iPad」が国内でも発売された。
発売日の前日よりアップルストア銀座では発売を待ち望む人が多く存在し、予約なし販売の行列が1000人以上できた。また、ソフトバンクの孫正義社長が訪れ、発売セレモニーイベントを行ったソフトバンク表参道も早朝からかなり多くの購入希望者が訪れていたようだ。
同じく家電量販大手のビックカメラも、有楽町本店や池袋本店パソコン館、新宿東・西口店、渋谷ハチ公口店、名古屋西点、なんば店、札幌店などで8時より発売。東京・有楽町の有楽町本店では7時時点で約5人、7時45分時点で約30人の列があった。一見少ないように思えるが、これは「予約者には、予約順に時間を調整して連絡→連絡を受けてから来店」、「予約なしの当日購入者は、希望する受付時間帯とともに在庫確保済みの整理券を配布」とする方法をとっていたためだ。「予約されたお客様の混乱を避け、かつより多くのお客様にも購入していただけるよう、安全に配慮した販売方法をとりました」(ビックカメラ広報)。
一般販売分もかなりの数が確保されていた。7時時点ですでに在庫確保となる整理券が配られ、すぐ入手したい人以外は受付時間の予約券とともに列を離れられた。ゲーム機やゲームソフト、携帯電話、iPhoneなど、この手の行列ができる製品発売日のイベント──を多く経験する同店だけに、行列による混乱はほぼなく、予約者から始まった購入・契約受け付け(Wi-Fiモデルでも約10分ほどを要する)はかなりスムーズに進んでいた。
「Apple iPad Case」をApple Storeで購入する
3980円(本体除く)
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