カメラは1220万画素CMOSを装備。F-06Bが対応しているフルハイビジョン動画の撮影はできないが、静止画撮影についてはF-06Bに迫る機能を備えている。登録した人物の顔を認識してピントを合わせる「サーチミーフォーカス」、最大ISO25600相当の高感度撮影、自動シーン認識、画質劣化の少ないスーパーデジタルズームなどを利用できる。自動シーン認識ではQRコードも認識可能になった。
新たなメールの便利機能として、「メール自動返信」と「予約メール」を採用している。メール自動返信は、着信時と新着メールの受信時に、あらかじめ指定したメッセージを自動で返信してくれる機能。メッセージは3件、100文字まで登録でき、送信相手をアドレス帳から選ぶことも可能。ただし相手ごとにメッセージの内容を変えることはできない。今後は、ドコモがワイヤレスジャパン2009で発表した「メールエージェント」のような、受信メールの文脈を解析して返信メールを自動で作成する、といった進化にも期待したい。



「メール設定」から「メール自動返信」のオン/オフを設定する(写真=左端、左中)。メッセージは3種類を登録できる(写真=右中)。自動返信メールの送信先は、アドレス帳から指定したアドレス、アドレス帳のグループ、アドレス帳の登録相手すべから選べる(写真=右端)予約メールは、指定した日時にメールを送信できる機能。ドコモ端末は、公式サイト「iモードメールplus」で提供されている「タイマーメール」を利用できるが、送信できる相手はiモードユーザーのみ。F-07Bの予約メールなら、Webサイトへアクセスする手間を省けるのはもちろん、送信相手を気にせずに時間指定メールを送れる。ちなみに、予約メールでは2050年まで期限を選択できる(タイマーメールは3カ月先まで)。予約できるのは最大10件。誕生日や記念日などのメールを送るときなどに活用したい。
メール自動返信と予約メールはF-06BとF-08Bでも利用可能だ。なお、F-07Bは発売時期が早いため、ソフトウェアは「F-03B」など2009年冬モデルがベースになっており、F-06Bよりもやや古い。

メールのあて先には、あらかじめ登録したブログやSNSも選択でき、スムーズに画像やメッセージを投稿できる(写真=左)。予測変換にはデコレーション絵文字も表示される(写真=右)。日本語入力システムはATOKを採用している
ワンプッシュで開く折りたたみ型ヨコモーション――「F-07B」
富士通の「F-07B」、バリューコース一括で約5万円
写真で解説する「F-06B」(外観編)
写真で解説する「F-06B」(ソフトウェア編)
「他社に絶対負けない技術を搭載する」――富士通ケータイの優位性とは
HD動画、無線LAN、ブランドコラボ、Android――NTTドコモの2010年夏モデル20機種
帰ってきたヨコモーションはスライドボディ&タッチパネル――「F-09A」
“情報が迷子にならない”強力サーチ搭載――進化したヨコモーション「F906i」
写真で解説する「F906i」
第1回 “ものぐさな私”にぴったりな「F906i」、その理由は
返信メールを自動作成、送信――ドコモの「メールエージェント」
第25回 時間指定メールを活用する――「アトdeメール」「タイマーメール」 Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.