NTTドコモが10月28日、Samsung電子製のAndroid 2.2搭載スマートフォン「GALAXY S(SC-02B)」の販売を開始したのに合わせ、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに続いて、ビックカメラ有楽町店でも発売記念イベントが開催された。
ビックカメラ有楽町店では、GALAXY Sの販売開始を記念してくす玉開きが行われた。左からNTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏、堀北真希さん、ビックカメラ 代表取締役社長の宮嶋宏幸氏、ダース・ベイダー卿ビックカメラ 代表取締役社長の宮嶋宏幸氏は「待ちに待った日がやってきた」とあいさつ。GALAXY Sは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマートフォン「Xperia(SO-01B)」よりも予約数が多く、「お客さまの期待の高さを感じた」という。「携帯電話の次には、スマートフォンを1人でも多くの方にご利用いただき、そのよさをいろいろ比較体験していただきながら機種選びをしてほしい」という宮嶋氏は、ビックカメラの店頭に多数のデモ機(ホットモック)を用意したことを紹介。「スーパー有機ELの鮮明で美しい画面や操作感のよさを、ぜひ売り場で触っていただいて体験していただきたい」とその魅力を話した。
ドコモの山田隆持社長は、「Android 2.2を搭載し、Flash 10.1に対応するなどスペックが充実しているのも魅力の1つ。動画やインターネット、ゲームなどいろいろ楽しめるGALAXY Sは、とにかくすばらしい端末」と自信を見せた。10月15日の予約受け付け開始以来、GALAXY Sの予約数は5万台を超えたとのことで、「Xperiaのときよりも若干予約は多い」という。山田氏は「お客さまのスマートフォンへの関心が高まっているのを感じている。Xperiaと同じくらいの台数は販売できるだろう」との見通しを示した。
ドコモでは、2010年度末までにスマートフォンを100万台販売するという目標を期初に掲げていたが、当初の想定を上回るペースで販売が進んでいる。2010年度の上半期は、スマートフォンを約60万台販売しており、下期にはGALAXY Sや11月8日に発表予定の新機種などでさらに台数を伸ばせそうだという。具体的には「20〜30%多く売れるのではないか」と山田氏は話しており、120〜130万台の販売を見込んでいる。
このほかイベントには特別ゲストとして堀北真希さんとダース・ベイダー卿が登場。堀北さんは「GALAXY Sは画面が大きいくていい。また持ったときに手になじむ感じがする」とその魅力を語った。
ビックカメラ有楽町店では、ドコモケータイの販売エリアの目立つ部分をGALAXY S向けに割いて、モックアップと実際に動作する機材を複数台展示している。また、近くにはドコモ スマートフォンラウンジもあるので、ビックカメラで人だかりができていて実機に触れられなければ、そちらに回ってもいいだろう。

店頭では実機も多数用意。Super AMOLED(スーパー有機EL)ディスプレイの魅力は実際に見てみないと分かりにくいため、電源が入るモデルを複数台用意して自由に触れるようにしている。店頭の広いスペースにもタッチ&トライコーナーを設けていた
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写真で解説する「GALAXY S」(外観編)
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