一覧からアプリのアンインストールが可能に
「設定」にアクセスせず、アプリ一覧からアプリをアンインストールする操作も最近は対応している機種が増えているが、Android 4.0ではこれを標準サポートしている。アプリ/ウィジェット一覧でアプリアイコンを長押しすると、画面上部に「アンインストール」と「アプリケーション情報」へのショートカットが現れる。ここで前者を選んで「OK」を選ぶとアンインストールされる。後者のアプリケーション情報でもアンインストールができるほか、アプリの強制停止やキャッシュの消去なども可能だ。
ウィジェットが使いやすく改善
Android 2.xまでのウィジェットは各種設定のショートカットやコンテンツの簡易表示といった側面が強かったが、Android 4.0ではさらにリッチな表示が可能になっている。例えばGmailウィジェットでは、直近に受信したメール一覧が表示され、差出人やタイトルを手軽に確認できる。ブックマークウィジェットでは指定したフォルダ内のブックマーク一覧を設定し、ウィジェット上でサムネイルのスクロールも可能。ギャラリーウィジェットやYouTubeウィジェットでは写真や動画をフリックしてサムネイルをパラパラめくったりできる。Gmailなど一部のウィジェットはサイズ変更もできる。
通知バーの操作性を改善
新着メールや不在着信、アプリの更新情報などが表示される「通知バー」が使いやすくなったのも大きな変更点だ。Android 2.xでは、通知バーに出る項目は一括でしか消せない機種が多かったが、Android 4.0では個別に消去できるようになった。各項目を横にフリックすると消去され、右上の「×」をタップすると一括消去される。
表示内容もアイコン+詳細という形に改善されている。例えばGmailで新着メールを1件受信すると、差出人の写真(設定している場合)が左側に、差出人の名前とメールのタイトルが右側に表示される。2件以上メールを受信すると、「○件の新着メールがあります」と表示され、通知バーからより多くの情報をつかめる。
また、Android 4.0で標準対応したスクリーンショットも通知バーと連動している。スクリーンショットを撮ると通知バーにその旨が表示され、タップすると、そのスクリーンショット画像が表示される。スクリーンショット後にすぐSNSに投稿、メール送信したいといったときに便利だ。
Android 4.0ではスクリーンショットを標準でサポートしており、端末単体で撮影できる。電源キーと音量ダウンキーを同時に長押しすると撮れる。撮影すると通知バーに「スクリーンショットを保存中」と表示され、撮影した画像はギャラリーの「Screenshots」フォルダに保管される。
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