NTTドコモが3月12日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia acro HD SO-03D」を3月15日に全国一斉発売することを発表した。
Xperia acro HDは、その名の通りHD(720×1280ピクセル)表示の4.3インチ液晶を搭載したAndroid端末。グローバルモデルをベースにした「Xperia NX SO-02D」に対し、acro HDは日本オリジナルのモデルとなる。コントラストを向上させ輪郭を強調するモバイルブラビアエンジンや、NTSC比100%の色再現性を実現した「Reality Display」も採用している。ボディカラーは、Aqua、Black、Ceramic、Sakuraの4色を用意した。
国内のXperiaシリーズとしては、au向け「Xperia acro HD IS12S」と同じく初めて防水性能(IPX5/IPX7)に対応したのも特徴の1つ。カメラには約1210万画素の裏面照射型CMOS「Exmor R for mobile」を搭載し、F値2.4と明るいレンズとあわせてうす暗い環境でも低ノイズの静止画と、フルHDの動画撮影が行える。130万画素のインカメラも搭載している。ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信などの国内向けサービスも搭載したが、Xiには対応していない。プロセッサーは1.5GHz駆動のデュアルコアCPU搭載のSnapdragon「MSM8260」を採用し、大容量1840mAhのバッテリーや16Gバイトの大容量ストレージも備えている。
| 機種名 | Xperia acro HD SO-03D |
|---|---|
| OS | Android 2.3 |
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約66×126×11.9ミリ |
| 重さ | 約149グラム |
| 連続通話時間 | 3G:約430分、GSM:約400分 |
| 連続待受時間 | 3G:約410時間、GSM:約290時間 |
| アウトカメラ | 有効1210万画素CMOS AF/手ブレ補正対応 |
| インカメラ | 有効130万画素 |
| 外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
| メインディスプレイ | 約4.3インチHD(720×1280ピクセル)HD Reality Display液晶、1677万7216色 |
| サブディスプレイ | − |
| 主な機能 | HSDPA/HSUPA、GPS、Wi-Fi(802.11b/g/n)、Bluetooth、spモード、dメニュー、dマーケット、WORLD WING(3G+GSM)、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、緊急速報「エリアメール」 ほか |
| ボディカラー | Aqua、Black、Sakura、Ceramic |
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