ドコモは、10月11日に冬モデルの新製品発表会を行う。これに先駆け、10月2日から開催中のCEATECで、4モデルを先行的に公開した。展示されていたのは、「GALAXY Note II SC-02E」「Xperia AX SO-01E」「Disney Mobile on docomo N-03E」「N-02E ONE PIECE」の4機種だ。
GALAXY Note IIは、8月にドイツ・ベルリンで開催されたIFAで発表されたモデルの日本版。展示されていたモックアップを見ると、おサイフケータイに対応していることも分かった。クアッドコアCPU搭載という説明もあったため、GALAXY S IIIのように、海外モデルから基本スペックが変更されている可能性は低そうだ。グローバル版では、ディスプレイは16:9の5.5インチになり、「Sペン」の機能が進化。ペンのジェスチャーで登録したアプリを起動したり、ペンが画面からわずかに離れた状態でも写真や動画を選択したりできる「Air View」などの特徴を備える。なお、グローバル向けの発表会では、マーブルホワイトとチタニウムグレーの2色が用意されていたが、ドコモのブースにはブラウンのようなカラーのモデルが置かれていた。この色は、日本専用もしくは日本先行投入になるのかもしれない。
同じくIFAで発表されたソニーモバイル製のスマートフォン「Xperia V」をベースに、日本向け機能を加えたのがXperia AXだ。Xperia AXは同日ソニーモバイルからも発表され、機能やスペックの一部が明らかになっている。ディスプレイサイズは4.3インチで、防水・防塵仕様となり、Xi、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線などに対応。さらには、NFCも利用できる。夏モデルの「Xperia GX SO-04D」と、グローバルモデルの「Xperia TX」は、日本仕様の差分がLTEとおサイフケータイにあったが、Xperia AXはさらに踏み込んでXperia Vをベースにワンセグや赤外線までサポートしている。「モバイルブラビアエンジン2」や「ClearAudio+」といった、ソニーの最新技術を搭載していることもあり、来週正式発表された際には注目を集めそうだ。
機能やスペックなどは不明だが、N-02EとN-03Eは、キャラクター性の強い製品に仕上がっている。特にワンピースとのコラボとなるN-02Eについては、ヱヴァコラボ「SH-06D NERV」やジョジョコラボ「L-06D JOJO」のように、台数限定になるのかもしれない。
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