UI(ユーザーインタフェース)は「HTC Sense 4+」に進化。基本的な使い勝手はHTC Jから大きくは変わらないが、スリープ復帰時にロック解除画面を出さない「ロック画面なし」を選べるようになった。また、これはアップデートしたHTC Jでも利用できるが、タスクキー(最近使用したアプリケーションボタン)の割り当てを、サブメニュー表示に変更できる。これまで画面上部などにあるメニューアイコンを押して表示させたサブメニューが、タスクキーから表示できるので、片手での操作がしやすくなる。ただし任意のアプリを設定することはできない。保存された画像(4×5枚)が表示され、直接ギャラリーアプリにアクセスできるウィジェットも用意される。スクリーンショットは電源キーと音量ダウンキーを同時に押すと撮れる。
以下にホーム画面とブラウザを操作した動画を掲載するので、操作感の参考にしてほしい(ホーム画面がやたらせわしない操作になっているのは、閉会時間が差し迫っていたこともあったので、ご容赦いただきたい)。
アウトカメラは800万画素CMOSを搭載。F2.0の明るいレンズ、0.7秒の高速起動、最大99枚の高速連写、動画撮影中に静止画キャプチャ、HDR撮影などをHTC Jから継承している。今回進化したのはインカメラだ。HTC Jの130万画素から210万画素にアップしたほか、インカメラにも裏面照射型CMOSセンサーとF2.0の明るいレンズを採用し、暗い場所でもきれいに撮れる。またHTC Jでは66度だった画角が88度に広がり、より広範囲を写せるようになった。「HTC Jでは2人ほどが精一杯だったが、ここまで広角なら4〜5人はまとめて写せる」(説明員)。インカメラ用のセルフタイマー機能も用意。セルフタイマーをオンにしてから画面をタップすると、設定したカウントダウン(1〜10秒)が始まり、シャッターが切れる。画面をタップして撮影をすると指が写ったりブレやすくなるが、HTC J butterflyのインカメラならそうした事態を防げるわけだ。
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