5インチフルHD液晶搭載、Android 4.1の高機能モデル――「HTC J butterfly HTL21」4G LTE対応

» 2012年10月17日 12時04分 公開
[園部修,ITmedia]

 HTCとKDDIが、「HTC One S」をベースに、日本市場に特化したモデルとして開発したAndroidスマートフォン「HTC J」。登場から半年たち、そのブランドは多くのユーザーからの支持を得て、9月には台湾と香港でも発売されるなど、アジアでも広く受け入れられた。そしてこの冬、「HTC J」の名を冠した新たなモデルが登場する。それが高精細な大画面ディスプレイを搭載した「HTC J butterfly HTL21」だ。

PhotoPhoto 「HTC J」の名を冠したモデルの第2弾、「HTC J butterfly HTL21」。ボディカラーは赤、白、黒の3色を用意した

 最大の特徴は、5インチのフルHD(1080×1920ピクセル)表示に対応した液晶ディスプレイ。Androidスマートフォンとしては国内初のフルHDディスプレイ搭載モデルで、写真や映像が高精細な画面で楽しめる。美しいディスプレイで楽しめるよう、アウトカメラは有効約800万画素のCMOSカメラを採用し、HTC J ISW13HTでも人気だった多彩な撮影機能が利用できる。また、インカメラにはF値2.0の明るいレンズを搭載した有効約210万画素のCMOSセンサーを搭載。画角が88度もある広角レンズを採用したことで、インカメラでも液晶ディスプレイを見ながら一度に4人をフレームに収められる。

 CPUは1.5GHz動作のクアッドコアプロセッサー、Qualcomm Snapdragon S4 APQ8064。OSには最新バージョンのAndroid 4.1(Jelly Bean)を採用した。メモリ(RAM)は2Gバイト、内蔵メモリ(ROM)は16Gバイトを用意し、ストレスなく利用できる環境を提供する。バッテリーは2020mAhとHTC Jからさらに大きくなった。高速データ通信サービスはWiMAXではなく4G LTEをサポート。LTE圏外でもWIN HIGH SPEEDで通信ができる。

 大画面液晶に高機能カメラを搭載しながら、ボディは厚さ9.1ミリと薄くすっきりとしたデザイン。持ちやすさに配慮し、大きさを感じさせないボディとしている。もちろん日本市場向けの端末には必須と言えるワンセグやおサイフケータイ(FeliCa)、赤外線通信もサポートした。さらにHTC Jでは対応していなかったIPX5等級の防水性能やNFCも備える。

「HTC J butterfly HTL21」の主な仕様
機種名 HTC J butterfly HTL21
OS Android 4.1
CPU Qualcomm Snapdragon S4 APQ8064(1.5GHzクアッドコア)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約70.5×143×9.1ミリ(暫定値)
重さ 約140グラム(暫定値)
連続通話時間 検討中
連続待受時間 検討中
バッテリー容量 2020mAh
アウトカメラ 有効約800万画素CMOS(AF/手ブレ補正対応)
インカメラ 有効約210万画素CMOS
メモリ ROM:16Gバイト、RAM:2Gバイト
外部メモリ microSDHC(別売/最大32Gバイト)
ディスプレイ 約5.0インチフルHD(1080×1920ピクセル)TFT液晶
ボディカラー 赤、白、黒
外部インタフェース microUSB
主なサービス・機能 4G LTE(下り75Mbps/上り25Mbps)、WIN HIGH SPEED(下り9.2Mbps/上り5.5Mbps)、GLOBAL PASSPORT(CDMA/GSM/GPRS/UMTS)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Wi-Fiテザリング(8台)、GPS、Bluetooth(4.0)、FeliCa/NFC、赤外線通信、ワンセグ、DLNA/DTCP-IP、防水(IPX5)、Eメール(〜@ezweb.ne.jp)、SMS(Cメール)、緊急速報メール、災害用伝言板、災害時音声お届けサービス、ほか
発売日 12月上旬

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