KDDIが5月18日、HTC製のスマートフォン「HTC J ISW13HT」を5月25日から販売することを発表した。
日本市場に特化してKDDIとHTCが共同開発したHTC Jは、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信といった日本独自の機能が搭載され、デザインやソフトウェアも日本人が心地よく使えるようカスタマイズされている。OSはAndroid 4.0、CPUには1.5GHzデュアルコアのQualcomm製「Snapdragon MSM8660A」を採用。従来のHTC端末と同じく「+WiMAX」もサポートし、最大8台のWi-Fiテザリングを利用できる。
約800万画素の裏面照射型CMOSセンサーのカメラは約0.7秒で起動、約0.2秒でピント合わせができるなど高速で利用でき、F2.0のレンズで明るく写真を撮れる。HDR撮影や、動画撮影中に静止画を同時に撮れる機能も備えた。Beats Electronicsのオーディオ技術を採用した音楽機能も特長の1つ。同梱の「Beats by Dr.Dre urBeats In-Ear Headphones」で音楽を再生すると、パワフルで臨場感あふれるサウンドを楽しめる。さらに、端末購入後から2年間、Dropboxの25Gバイトの容量を無料で使える特典もある。
HTC Jの発表に伴い、5月8日から「HTC J登場キャンペーン」を実施中。キャンペーンサイト(http://cp-entry.kddi.com/j/)で発売日までに購入宣言して、2012年7月31日までにHTC Jを購入すると、もれなく「電池パック」と「HTC J専用ジャケット」がプレゼントされる。あわせて、抽選で500人にヘッドフォン「Beats Solo」をプレゼントする。ISネットとISフラットに申し込んでいることもキャンペーンの応募条件となる。
| 機種名 | HTC J ISW13HT |
|---|---|
| OS | Android 4.0 |
| CPU | Qualcomm Snapdragon MSM8660A(1.5GHzデュアルコア) |
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約66×132×10(最厚部11.2)ミリ |
| 重さ | 約142グラム |
| 連続通話時間 | 約560分 |
| 連続待受時間 | 約310時間 |
| バッテリー容量 | 1810mAh |
| メインカメラ | 有効約800万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約130万画素CMOS |
| 外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
| ディスプレイ | 約4.3インチQHD(540×960ピクセル)有機EL 1677万色 |
| ボディカラー | レッド、ホワイト、ブラック |
| 主なサービス・機能 | +WiMAX、テザリング、Eメール(〜@ezweb.ne.jp)、SMS(Cメール)、緊急速報メール、グローバルパスポート(CDMA/GSM/UMTS/GPRS)、GPS、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n) ほか |
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