手書き以外のソフト面でもさまざまな工夫が盛り込まれた。対応アプリを上限2画面で表示できるマルチウィンドウは、大画面を活用できる機能といえるだろう。またロック画面のカスタマイズ要素も増え、ニュースのテロップ表示などが可能になった。通常、このテロップは画面の下に流れているだけだが、一度タップすると表示項目を増やすことができる。また、ソフト・アプリの機能を充実させる一方で、シンプルなホーム画面を用意するなど、初心者なフィーチャーフォンからの乗り換えユーザーを意識した要素も追加された。

RAM(メモリ)は2Gバイト。デモ機では1.75Gバイトを認識して、1.28Gバイト使われていた(写真=左)。ROM(ストレージ)は32Gバイトで、デモ機の場合は約24.4Gバイトを認識し、約22Gバイトの空きがあったまたGalaxy Note IIは、エプソンの対応プリンター(Wi-Fi対応のインクジェットプリンターやページプリンター)へのワイヤレス印刷機能を搭載した。これはドコモの取り組みで、ほかにGalaxy S III αやSH-02E(シャープ)が対応している。エプソンではスマホ用のプリントアプリ「Epson iPrint」を用意しているが、対応機種ならそのアプリをインストールして起動しなくても、印刷ボタンから印刷機能を呼び出して手書きメモや写真を手軽にプリントできる。
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