Qualcommが4月4日(米国時間)、同日に発表したAndroid向けホーム画面「Facebook Home」と、Android版「Facebook」をSnapdragonに最適化するため、Facebookと協業していることを発表した。
FacebookにSnapdragonを最適化することで、Facebook HomeとAndroid版Facebookを利用する際に、GPU、CPU、3G/4Gモデムを含むシステムレベルで端末の総合的なパフォーマンスが向上するほか、消費電力を下げ、データ通信の効率が改善されるという。
Qualcomm Technologiesのエグゼクティブ・バイスプレジデントのCristiano Amon氏は、「QualcommとFacebookとの協業をとてもうれしく思う。既存の、そして今後登場するSnapdragon搭載のスマートフォンやタブレットで、よりハイクオリティなFacebook体験を提供できる」とコメント。Snapdragonを搭載した幅広いAndroid端末に向けた取り組みであることが分かる。
Facebook バイスプレジデント・オブ・モバイル&コーポレート・ディベロップメントのVaughan Smith氏は「Qualcommと協業することで、多くの3G/4G端末に搭載されているSnapdragonの性能を生かしながら、Facebook HomeとAndroid向けFacebookを提供できる。今回の協業でユーザーの“Facebook体験”を向上させることができるのは、とても喜ばしいことだ」とコメントした。
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