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» 2014年02月21日 12時24分 公開

auファブレット3機種レビュー(第1回)――基本スペックや持ちやすさを比較する最新スマートフォン徹底比較(2013冬-2014春モデル編)(2/2 ページ)

[田中聡,ITmedia]
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ディスプレイ:鮮やかに表示できるのは?

 ディスプレイ解像度は、GALAXY Note 3とXperia Z UltraはフルHD(1080×1920ピクセル)で、G FlexのみがHD(720×1280ピクセル)だが、実際に使ってみると、フルHDとHDでそれほど大きな差は体感しなかった。ただ、スペック面で見劣りしている点が、一般ユーザーがどう受け止めるのかは気になるところだ。

 G Flexの有機ELは、サブピクセルが赤緑または青緑のペンタイル方式ではなく、赤緑青が並ぶストライプ方式を採用しており、明るく、自然な色を再現できるという。確かに画面はナチュラルな印象だが、輝度を暗くすると、全体的に色がにじんでしまい、違和感を覚える。輝度を80%ほどに上げるとキレイに表示できた。

photophoto 輝度が低いと、ザラザラした画質になり、特に白い部分が目立つ(写真=左)。輝度を80%ほどに上げると治まった(写真=右)

 同じ写真を表示させ、3機種ともディスプレイを最大輝度にして並べてみた。視野角は有機ELのG FlexとGALAXY Note 3が優れているが、Xperia Z Ultraも負けていない。Xperia Z1のように斜めから見ると色が白飛びするようなことはなかった。

photophotophoto フルHDサイズの写真を最大輝度で表示。最高輝度はGALAXY Note 3が最も明るい印象だ

 同じく最大輝度にして、ほかの静止画と、YouTubeのHD動画を表示して並べてみた。Xperia Z Ultraは、失われた画素を復元する高画質エンジン「X-Reality for mobile」を備えており、写真や動画をより鮮明に表示してくれる。画像を拡大してよく見比べると、確かにXperia Z Ultraの方が鮮明だが、スマホのディスプレイをパッと見て明らかにXperia Z Ultraの方が鮮やか……とまでは感じなかった。

photo 左からG Flex、GALAXY Note 3、Xperia Z Ultra。G Flexがややコントラスト強めの表示になっている
photo 拡大したもの
photo 左からG Flex、GALAXY Note 3、Xperia Z Ultra。YouTubeのHD動画を表示。猫の向かって左側のヒゲを見ると、Xperia Z Ultraが特に鮮明に表示できているが、全般的に、それほど大きな差は感じなかった
photo 拡大したもの

 1画面に表示できる情報量は、6.4インチという最も大きなディスプレイを搭載しているXperia Z Ultraがやはり多い。下の写真では、Xperia Z Ultraの文字サイズが若干小さいが、無理なく多くの情報を表示できていることが分かる。

photo Xperia Z Ultraが特に多くの情報を表示できている。

バッテリー、メモリ、フルセグなどをチェック

 バッテリーはこれだけのサイズということもあり、3機種とも3000mAh以上を搭載している。最も大きいのはG Flexの3500mAhで、3200mAhのGALAXY Note 3、3000mAhのXperia Z Ultraが続く。バッテリー容量はXperia Z Ultraが最小だが、連続通話時間と連続待受時間は最長となっている。実際のスタミナについては、後編でじっくりレビューする予定だ。なお、GALAXY Note 3のみバッテリーを取り外して交換ができる。

 内蔵ストレージは3機種とも32Gバイトだが、RAMはGALAXY Note 3のみが3Gバイトで一歩リードしている。外部メモリは3機種とも利用できるが、G FlexはmicroSDスロットを搭載しておらず、microSDのデータを読み書きするには、付属のmicroSDリーダーライターの接続が必要になる。

 防水性能はXperia Z Ultraのみがサポートしており、ここは大きな強みといえる。おサイフケータイ(FeliCa)とNFCは3機種とも対応している。

 G FlexとXperia Z Ultraはフルセグをサポートしているが、フルセグの録画には対応していない。また、Xperia Z Ultraはフルセグ/ワンセグを視聴するには、同梱のアンテナを装着する必要があるので、“お風呂テレビ”は難しそうだ。G Flexはテレビ用のアンテナを内蔵しており、アンテナを伸ばすと良好な受信感度でテレビを視聴できる。

photophoto G Flexは内蔵アンテナ、Xperia Z Ultraは外部アンテナを付けてフルセグ/ワンセグを視聴する
photo GALAXY Note 3(上)のワンセグとG Flex(中)、Xperia Z Ultra(下)のフルセグを比較。ワンセグの画質はさすがに粗い。G FlexはHDディスプレイだが、Xperia Z Ultraと比べて特に粗いとは感じなかった
photophotophoto G Flexはチャンネルがショートカットで表れるので操作しやすい(写真=左)。G Flex(写真=中)、Xperia Z Ultra(写真=右)いずれもフルセグのデータ放送を利用できる

 卓上ホルダを利用できるのはXperia Z Ultraのみだが、Micro USB端子はカバー付きなので、Micro USBケーブルから充電をするときに少々手間がかかる。G FlexとGALAXY Note 3のMicro USB端子はキャップレスなのでスムーズに充電できるが、卓上ホルダは用意されていない。

photo G FlexとGALAXY Note 3はMicro USB端子がキャップレスとなっている。なお、GALAXY Note 3はUSB3.0に対応している。USB2.0のケーブルを使うときは、右側の端子に接続する必要がある

 防水や卓上ホルダに加え、データ交換可能な赤外線通信に対応しているのはXperia Z Ultraのみ。「できること」が最も多いのはXperia Z Ultraといえそうだ。

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