写真で解説する「Xperia Z Ultra SOL24」(外観編)

» 2014年01月22日 18時24分 公開
[田中聡,ITmedia]

 フルHD(1080×1920ピクセル)ディスプレイを搭載したスマートフォンとしては、世界最大の6.4インチ、世界最薄の6.5ミリを誇る、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z Ultra SOL24」(レビューまとめはこちら)。13年6月に海外で発表されてから、日本での発売が待望されていたが、KDDIから1月25日に発売されることになった。

photophoto ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z Ultra SOL24」。ボディカラーはブラック、ホワイト、パープル
photo

 KDDIは、5.5インチ〜7インチ未満のスマートフォンは「ファブレット」として分類しているので、Xperia Z Ultra SOL24はファブレットとなる。5インチクラスのスマートフォンは幅が70ミリ前後だが、6.4インチのXperia Z Ultraの幅は約92ミリと大きい。ソニーモバイル担当者によると、「ポケットに入り、片手で持てるパスポート」のサイズを一つの目安にした結果、この幅に落ち着いたという。

 手持ちのパスポートのサイズを測ったところ、幅は約88ミリだったので、確かにXperia Z Ultraとほぼ同じ幅だ。スーツの胸ポケットにも入れやすく、6,5ミリと薄いので、かさばることもない。スマートフォンのように片手で操作を続けるのは辛いが、片手で持つこと自体は問題ないと感じる。7.9インチの「iPad mini Retinaディスプレイモデル」が幅134.7ミリ、7インチの「Nexus 7(2013)」が幅114ミリであることを考えると、小型タブレットとして運用するのもアリだと思えてくる。

 SOL24のサイズはグローバル版やWi-Fi版と同じ約92(幅)×179(高さ)×6.5(厚さ)ミリで、重さは2グラム増えて約214グラムとなっている(ワンセグ/フルセグ用チューナー分だと思われる)。

photophotophoto 幅は92ミリと大きいが、片手でも握ることはできる
photophoto Xperia ZやXperia Z1よりも薄い6.5ミリを実現しており、さらに大きくなったガラスの一枚板という印象だ
photophoto 5インチの「Xperia Z1 SO-01F」と比較すると、Z Ultraの大きさが際立つ(写真=左)。同じパープルでも色味が異なるほか、Z1の方が光沢感が強い(写真=右)
photophoto パスポートとほぼ同じ幅を実現しているので、胸ポケットなどにも入れやすい

 ボディカラーはXperia ZやZ1と同じく、ブラック、ホワイト、パープルの3色をそろえた。ブラックは「漆黒の闇」、ホワイトは「純白の雪」、パープルは「トワイライト(夕闇の紫)」をイメージしたという。背面にガラスパネル、側面にはアルミのフレームを用いている。無垢のアルミ素材を削り出して機械加工をすることで、剛性を高めた。

 Xperia Z Ultraならではの特徴として、側面はヘアライン仕上げ、表と裏のエッジ部分にはサンドブラスト仕上げを施している。エッジの見え方を印象的に仕上げることで、Xperia Z Ultraの薄さをさらに際立たせるという狙いがある。また、エッジ部分をカットしたことで、手のフィット感も良く持ちやすい。

photophoto ヘアライン処理を施したアルミが印象的な側面。上端部にはセカンドマイク(写真=左)、下端部にはスピーカーとストラップホールがある(写真=右)
photophoto 左側面には卓上ホルダ用の充電端子(写真=左)、右側面にはボリュームキー、電源キー、microSD/SIMスロット、イヤフォンジャックがある(写真=右)
photophoto Micro USB端子はキャップ付きとなっている(写真=左)。横に隣り合う形でmicroSDスロットとSIMスロットが用意されている(写真=右)

 Xperia Z/Z1と同様の「オムニバランスデザイン」を継承しているが、防水性能を持ちながら6.5ミリの薄さを実現すべく、新しい機構設計の手法を取り入れた。まずは基板について。通常、基板は両面に部品を載せているが、Xperia Z Ultraでは片面に部品を集約し、基板そのものを薄くした。液晶ユニットと基板を接続する方法も工夫した。フレキシブルプリント基板(フレキ)とメイン基板を接続する際に、従来はコネクタを使っていたが、Xperia Z Ultraでは導電性接着剤を使い、フレキを基板に直接圧着(ダイレクトボンディング)することで、コネクタ分の厚みを減らすことに成功した。

photophoto カメラと、その横に赤外線ポートを装備(写真=左)。マグネット式の小さな卓上ホルダが付属する。アタッチメントを付け替えれば、Xperia Z Ultraにケースを装着した状態でもホルダにセットできる(写真=右)
photophoto バッテリー内蔵カバー「Power Cover CP12」や、ソニーのQX10/QX100装着用のケースも展示されていた

 ハードスペックはグローバル版とほぼ共通だが、au版ではROM(ストレージ)がグローバル版の16Gバイトから32Gバイトに増えている(Wi-Fi版も32Gバイト)。ワンセグ/フルセグ、赤外線通信、FeliCaに対応するのはグローバル版とWi-Fi版にはないポイント。サイズ以外でXperia Z1と違うのは、カメラがGレンズでないことが大きい。

「Xperia Z Ultra SOL24/Wi-Fi版」と「Xperia Z1 SOL23」のスペック
Xperia Z Ultra SOL24 Xperia Z Ultra(Wi-Fi版) Xperia Z1 SOL23
OS Android 4.2 同左 Android 4.2
プロセッサー Snapdragon 800 MSM8974(2.2GHzクアッドコアCPU) Snapdragon 800 APQ8074(2.2GHzクアッドコアCPU) Snapdragon 800 MSM8974(2.2GHzクアッドコアCPU)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約92×179×6.5ミリ 同左 約74×144×8.5ミリ
重さ 約214グラム 約212グラム 約171グラム
ディスプレイ 約6.4インチフルHD(1080×1920ピクセル)TFT液晶 トリルミナスディスプレイ for mobile 同左 約5.0インチフルHD(1080×1920ピクセル)トリルミナスディスプレイ for mobile
バッテリー容量 3000mAh(内蔵型) 同左 3000mAh(内蔵型)
連続通話時間 約1420分(3G) 約1310分(3G)
連続待受時間 約710時間(LTE)、約740時間(3G) 約700時間(LTE)、約710時間(3G)
メインカメラ 有効約810万画素 裏面照射積層型CMOSセンサー 同左 有効約2070万画素CMOS 裏面照射積層型CMOSセンサー
インカメラ 有効約220万画素 裏面照射型CMOSセンサー 同左 有効約220万画素 裏面照射型CMOSセンサー
メモリ ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト 同左 ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大64Gバイト) 同左 microSDXC(最大64Gバイト)
防水・防塵 IPX5/IPX8・IP5X 同左 IPX5/IPX8・IP5X
おサイフケータイ
NFC
ワンセグ/フルセグ ○/○ ○/○
赤外線通信

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月11日 更新
  1. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. auの「iPhone 17(256GB)」、MNPとUQ mobileからの乗り換えで2年6400円に (2026年02月09日)
  4. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  5. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  6. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  7. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  8. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  9. 「MNP短期解約を対策してほしい」――携帯4キャリアが訴え 電気通信事業法のルールが足かせに (2026年01月20日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年