KDDIから1月25日に発売された、6.4インチディスプレイ搭載のソニーモバイルコミュニケーションズ製ファブレット「Xperia Z Ultra SOL24」(レビューまとめはこちら)。外観編に続き、ソフトウェアの見どころをリポートしたい。
ソフトウェアはXperia Z1と共通しているところが多いが、6.4インチにディスプレイが大きくなったことで、1画面により多くのアプリとウィジェットを設置できるようになった。アプリはXperia Z1は横5つまでしか置けないが、Xperia Z Ultraでは横7つのアプリを置ける。ホーム画面のUI(ユーザーインタフェース)はXperia Z1と同じで、タイル形式で文字を大きく表記する「シンプルホーム」も用意されている。
Xperiaのオリジナルアプリ「アルバム」「WALKMAN」「ムービー」も利用できる。ワンセグ/フルセグの視聴も可能だが、視聴するには付属のテレビアンテナケーブルを装着する必要がある。
スリープ時に指定したアプリの通信を制御する「スタミナモード」は、Wi-Fi版の「SGP412JP」は搭載しているが、Xperia Z Ultra SOL24は搭載していない。ソニーモバイルによると、今後の搭載については未定とのこと。
約810万画素CMOSカメラは、ソニーの高性能な「Gレンズ」は搭載していないが、撮影時のUIはXperia Z1を踏襲している。最大4枚の連写画像を合成してノイズを低減する機能や、白飛びや黒つぶれを抑えるHDRにも対応している。シーンを自動で認識してくれる「プレミアムおかませオート」設定時は、Xperia Z1は8メガピクセルだが、Xperia Z Ultraは5メガピクセルに固定される。
Xperia Z1でもおなじみの「タイムシフト連写」「Social live」「ARエフェクト」は、ダウンロードすることで利用可能になる。ダウンロード可能なカメラアプリは、ほかにも順次追加される。Xperia Z Ultraはシャッターキーを搭載していないが、カメラアプリの設定からボリュームキーをシャッターキーとして利用できる。
手書きメモを手軽に作成できる「スケッチ」アプリは、大画面でタッチパネルが手書き入力に最適化されているXperia Z Ultraでは、より便利に使用できる。指でも書けるが、精密に書くのなら、スタイラスペンを使った方がいいだろう。Xperia Z Ultra専用のスタイラスペン「ES22」(税込み1980円)がソニーから発売されており、Xperia Store、ソニーストア、一部量販店などで購入できる。市販のボールペンでも手書きができるが、うまく入力できないこともあった。日本語入力システムの「POBox Touch 6.2」も手書き入力に対応しており、漢字の手書き入力も可能だ。
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