ソニーモバイルコミュニケーションズがIFA 2014で、またKDDIもすでに国内導入を発表している「Xperia Z3」が、NTTドコモからも「Xperia Z3 SO-01G」として登場する。発売は10月下旬を予定している。
Xperia Z3は、カメラや音楽機能に注力したハイエンドなスマートフォン。本体の厚さは7.3ミリ、重さは約152グラムで、前モデル「Xperia Z2 SO-03F」からさらに薄く、軽くなった。OSはAndroid 4.4を採用する。ボディカラーはホワイト、ブラック、カッパー、シルバーグリーンの4色。
フルHD表示(1080×1920ピクセル)対応の5.2型トリルミナスディスプレイ for mobileを搭載する。赤と緑の色域が広がり、鮮やかに表示ができる「Live Color LED」や、失われた画素を復元する「X-Reality for mobile」も継承する。さらに、照度センサーが強い光を感知すると、画質を自動で最適化することで、外光が差す場所でも明るく表示できる。4隅にはキズに強い強化樹脂を、背面にはキズに強く指紋が付きにくい強化ガラスを採用するなど、耐久性にもこだわった。手袋をしたままでもタッチパネルの操作が可能な「手ぶくろモード」も健在だ。
有効約2070万画素CMOSのメインカメラはISO12800での高感度な撮影が可能になり、光の少ない場所でも、Xperia Z2よりもさらに明るくクリアな写真が撮れるという。「Gレンズ」はXperia Z2の27ミリ(35ミリ換算)からさらに広角の25ミリとなった。動画は3840×2160ピクセルの4Kサイズの撮影をZ2から継承するほか、電子式手ブレ補正が「インテリジェントアクティブモード」に進化し、動きながらの動画撮影時にもブレを抑えられるという。
カメラを楽しむ機能も豊富に用意した。ARの3Dオブジェクトを指でなぞって画面に書いたりフリックしたりすることで静止画や動画を加工できる「ARファン」、最大3台のXperiaやソニーのWi-Fi/NFC対応カメラを接続して多方向の撮影を1画面に表示できる「マルチカメラ」、シャッターを押す前後10秒の周囲の音を静止画とともに記録できる「サウンドフォト」、メインカメラとインカメラで被写体と撮影者を同時に記録できる「フェイスインピクチャー」などを利用できる。
対応ヘッドフォンやスピーカーを接続すると、CD(44.1kHz/16ビット)を超える高音質オーディオの「ハイレゾオーディオ」の再生ができるようになった。MP3やAACなどの圧縮音源を、ハイレゾ相当の音質に変換するソニーの独自技術「DSEE HX」も備えている。前面のステレオスピーカー、最大約98%の騒音をカットするデジタルノイズキャンセリング、立体的なサウンドを仮想的に再現する「S-Forceフロントサラウンド」はXperia Z2から継承している。
日本向けの機能として、おサイフケータイ(FeliCaとNFC)、ワンセグ/フルセグ/NOTTVにも対応する(赤外線通信は対応しない)。なお、ワンセグ/フルセグ/NOTTVの視聴には付属の外付けアンテナを装着する必要がある。LTE(Xi)の通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。VoLTE(高音質通話とビデオコール)、急速充電 2、非常用節電機能も利用できる。ソニーならではの機能として、PlayStation 4のゲームをスマホでプレイできる「PS リモートプレイ」も新たに搭載した。
機種名 | Xperia Z3 SO-01G |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 4.4 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8974AC/2.5GHzクアッドコア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
ディスプレイ | 約5.2型フルHD TFT液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | LTE:約1080分、3G:約810分、GSM:約740分 |
連続待受時間 | LTE:約640時間、3G:約750時間、GSM:約570時間 |
バッテリー容量 | 3100mAh |
メインカメラ | 有効約2070万画素CMOS |
インカメラ | 有効約220万画素CMOS |
ボディカラー | ホワイト、ブラック、カッパー、シルバーグリーン |
サイズ | 約72(幅)×146(高さ)×7.3(奥行き)ミリ |
重量 | 約152グラム |
発売日 | 10月下旬 |
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