ソニーモバイルコミュニケーションズがIFA 2014で「Xperia Z3」とともに発表した「Xperia Z3 Compact」が、11月中旬に「Xperia Z3 Compact SO-02G」としてNTTドコモから発売される。
Xperia Z3 Compactは、Xperia Z3と同等の機能を備えたコンパクトサイズのスマートフォン。「Xperia Z1 f SO-02F」や「Xperia A2 SO-04F」と同じ幅65ミリをキープしながら、画面サイズはZ1 fとA2の4.3型から4.6型にアップ。解像度はHD(720×1280ピクセル)から変更はない。サイドフレームに樹脂を使うことで、約129グラムという軽量化にも成功している。また、背面にはキズに強く指紋が付きにくい強化ガラスを採用した。
カラーバリエーションはオレンジ、ホワイト、ブラック、グリーンの4色。オレンジは夕日が鮮やかに水面(みなも)に映る様子、ホワイトは朝の光を浴びて輝く様子、グリーンは昼の日差しを受けて爽やかに映る水面(みなも)、ブラックは月の光に照らされて漆黒に輝く水面をイメージしたという。
有効約2070万画素CMOSのメインカメラは、最大でISO12800の撮影が可能になり、光の少ない暗闇でも明るく撮れるとしている。Xperia Z3も搭載しているARファン、マルチカメラ、サウンドフォト、フェイスインピクチャーなどのカメラアプリを利用できる。動画撮影時には「インテリジェントアクティブモード」によって、動きながらでもブレを押さえて撮影できる。
対応ヘッドフォンやスピーカーを接続すると、CD(44.1kHz/16ビット)を超えるハイレゾ音源の再生ができるほか、MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ相当の音質に変換する「DSEE HX」も備えている。デジタルノイズキャンセリング、フロントステレオスピーカー、S-Force Front Surroundも搭載するなど、Xperia Z1 f/A2から音楽機能も大きく進化している。
日本向けの機能として、おサイフケータイ(FeliCaとNFC)、ワンセグにも対応する(赤外線通信、フルセグ、NOTTVには対応しない)。なお、ワンセグの視聴には付属の外付けアンテナを装着する必要がある。LTE(Xi)の通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsで、VoLTE(高音質通話とビデオコール)、非常用節電機能も利用できる。ソニーならではの機能として、PlayStation 4のゲームをスマホでプレイできる「PS リモートプレイ」も新たに搭載した。
機種名 | Xperia Z3 Compact SO-02G |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 4.4 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8974AC/2.5GHzクアッドコア |
メインメモリ | 2Gバイト |
ストレージ | 16Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
ディスプレイ | 約4.6型HD TFT液晶 |
解像度 | 720×1280ピクセル |
連続通話時間 | LTE:約990分、3G:約700分、GSM:約650分 |
連続待受時間 | LTE:約650時間、3G:約800時間、GSM:約620時間 |
バッテリー容量 | 2600mAh |
メインカメラ | 有効約2070万画素CMOS |
インカメラ | 有効約220万画素CMOS |
ボディカラー | オレンジ、ホワイト、ブラック、グリーン |
サイズ | 約65(幅)×127(高さ)×8.6(奥行き)ミリ |
重量 | 約129グラム |
発売日 | 11月中旬 |
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