Google、Snapdragon 810搭載の開発者向け「Project Tango」スマートフォンを年内発売へ

» 2015年06月01日 10時44分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは5月29日(現地時間)、年次開発者会議「Google I/O 2015」の「Project Tango」のセッションで、第3四半期(7〜9月)中に同プロジェクトの開発者向けスマートフォンを発売すると発表した。

 tango 1 Google I/O 2015のProject Tangoセッションで発表されたスマートフォン(プロトタイプ)

 Project Tangoは、昨年のGoogle I/Oで発表された、モバイル端末に人間と同じような空間・運動把握能力を持たせる取り組み。特別なカメラやセンサー、アプリを搭載した端末を使い、端末の周囲をリアルタイムで3Dマッピングできるようにする。

 具体的な用途としては、拡張現実(AR)ゲームやインドアマップが考えられる。例えばインドアマップであれば、あらかじめ用意した地図(Googleマップなど)がなくても、Project Tango対応端末があれば、リアルタイムで自分の位置を把握できる。

 開発者向けスマートフォンには、米QualcommのSnapdragon 810を搭載する。Qualcommは、このプロセッサはProject Tangoでの複雑な3Dマッピングの処理に最適だとしている。

 同プロジェクト用端末としては、現在は韓国LG Electronics製の開発者向けタブレットが販売されている。

 tango 2 LG製開発者向けタブレット

 このタブレットはこれまで、購入するにはGoogleの承認が必要だったが、同日に米国のGoogle Storeで発売された(日本からは購入できない)。価格はこれまでの約半額の512ドルから。

 tango 3 開発者向けであり、数量限定であるという断り書きがある

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