VistaのWindowsサイドバーとガジェットを使いこなすサクッとおいしいVistaチップス 27枚め(2/2 ページ)

» 2007年11月12日 15時00分 公開
[織田薫,ITmedia]
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100種類以上のガジェットでVistaを自分好みにカスタマイズ

 Windowsサイドバーのガジェットは、プログラムの知識があるユーザーならば自由に開発して公開できるため、インターネット上には企業や個人が作成したさまざまなガジェットが公開されている。Windowsサイドバーからマイクロソフトのダウンロードサイト「Windows Live Gallery」にアクセスできるので、ここから好みのガジェットを探してみるといいだろう。

 Vistaがリリースされた2007年1月末には、ダウンロードできるガジェットはほとんどなかったが、2007年11月現在では企業や個人が作成した100種類を超えるガジェットが公開されている。さらに、国内の大手メーカー製PCや周辺機器などでは、独自のガジェットを備えているものもあり、今後はより多くのガジェットをWindowsサイドバーで使えるようになるだろう。

オンラインでガジェットを追加することも可能だ。まずは、Windowsサイドバーの「+」ボタンをクリック(写真=左)。ガジェット一覧が表示されるので、「オンラインで追加のガジェットを取得」をクリックする(写真=中央)。マイクロソフトが提供するガジェットのダウンロードサイトでは、個人や企業が作成したさまざまなガジェットが公開されており、無償で利用できる(写真=右)

 最後に、Windows Live Galleryからダウンロードできるガジェットをいくつか紹介しよう。特に、キーワード検索や乗り換え案内、ニュース、インターネットラジオなど、オンライン上のサービスと連携して動作するガジェットをうまく活用すれば、ビジネス、コンシューマーを問わず、Vistaをより便利に使えるはずだ。

キーワード地図検索や時刻表、12星座占いなど豊富な機能を持つ日本CGの「ちず丸サーチ2.0」(写真=左)。ナビタイムジャパンによる「乗り換え案内」と「時刻表」のガジェットは、外出時の経路検索や時刻表の確認に役立つ(写真=中央)。J-WAVEの無料インターネットラジオ「Brandnew-J」を視聴できるガジェットは、「M」ボタンをクリックするとmoraの楽曲購入ページへジャンプする機能を持つ(写真=右)

マイクロソフトのLive Searchによる検索が可能な「A Live Search Gadget」(写真=左)。そのほか、GoogleやAmazon.co.jpで検索するガジェットもある。ファイルのドラッグ&ドロップでPCからデータを完全消去できるワンビの「デジタルシュレッダー」(写真=中央)。地震や台風速報、鉄道運行情報などを表示するニフティの「地震・災害・鉄道運行」ガジェット(写真=右)

過去に紹介したVistaチップスと各エディションの対応状況
内容 Home Basic Home Premium Business Ultimate
26枚め:Internet Explorer 7の同時ダウンロード数を増やす
25枚め:Vistaの電源ボタンを交換する
24枚め:Windows Media Player 11の共有機能を利用する
23枚め:Vistaの「プログラムと機能」をカスタマイズする
22枚め:VistaでDHCPサーバからIPアドレスを取得できない場合に対処する
21枚め:Vistaの「Windows転送ツール」を活用する
20枚め:VistaでHDDのパーティションを結合/分割する
19枚め:Vistaで接続できないNASに対処する
18枚め:VistaのWindows Updateを使いこなす
17枚め:VistaとWindows XP間の文字化けを解消する
16枚め:Internet Explorer 7のタブ機能をカスタマイズする
15枚め:Internet Explorer 7のユーザーインタフェースを改造する
14枚め:Vistaのジャンクションを理解する
13枚め:Vistaでユーザー用フォルダの参照先を変更する
12枚め:Vistaでファイルやプリンタを共有する
11枚め:Vistaの詳細ブートオプションを利用する
10枚め:Vistaの便利な機能を有効に、不要な機能を無効にする
9枚め:VistaにXP用ドライバを手動でインストールする
8枚め:ファイルとレジストリの仮想化を理解する
7枚め:「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する
6枚め:WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込む
5枚め:非対応のWindowsヘルプを利用可能にする
4枚め:間違って削除したファイルを復元する
3枚め:「ファイル名を指定して実行」をスタートメニューに加える
2枚め:アプリケーションを管理者として実行する
1枚め:ユーザーアカウント制御を使いこなす

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