グラフィックスカードでは、発表されたばかりのGeForce GTS 250を搭載した製品の展示が中心だったが、それ以上に各ベンダーが独自で開発したクーラーユニットやチューニング技術などのアピールが目立っていた。MSIのブースでは、「軍事レベル」をうたった「N260GTX Lightning」が注目されていた。
N260GTX Lightningで訴求している「軍事レベル」とは、電源回路に採用されたコンデンサやチップの耐久性のことで、MSIでは長時間の安定動作を保証するとしている。そのほか、N260GTX Lightningでは、クーラーユニットに内蔵した2つのファンにLEDでそれぞれ異なるGPUのステータスを表示させたり、グラフィックスメモリを定格の2倍となる1792Mバイト搭載させたりするなど、オーバークロッカーやゲーミングユーザーが喜ぶ機能やスペックを実現している。

軍事レベルの耐久性を持たせたN260GTX Lightningはグラフィックスメモリを1792Mバイト搭載する(写真=左)。MSIブースでは標準で付属するチューニングボックスの「Air Force」と組み合わせた実働デモを行っていた(写真=右)
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