そのほかの注目新製品をまとめて紹介しよう。コレガから登場したのは最大4台のSerial ATA HDDが搭載できるHDDケース「CG-HDC4EU3500」だ。価格は2万3000円前後で、在庫は潤沢。RAID 0/1/3/5/10が構築できるのが特徴で、2台以上のHDDを接続して利用する。PC電源との連動機能やプレイステーション3への接続機能も搭載している。PCインタフェースはUSB 2.0とeSATA。入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「細かくRAIDを設定したい人にはオススメです」と語る。
アイネックスから複数のショップに入荷したのは、2種類の5インチベイユニット。eSATAやUSB 2.0、メモリカードリーダーなどを備えた「PF-113CR」と、カードリーダーと4チャンネルファンコントローラーに液晶パネルを加えた「FM-06」で、価格は順に2500円弱と4200円前後となる。在庫はともに潤沢だ。
某ショップは「最近5インチや3.5インチベイに搭載する多機能ユニットが各代理店から登場していますが、ユーザーからの需要というより、どこかのメーカーが大量に作ったという面が大きい気がします。海外ではブレイクしているんですかね? とりあえず日本では選択肢が多いわりに落ち着いています。モノ自体は作りが良いので、フロントの端子類を増設するにはオススメです」と話していた。
最後は3月末に登場した富士通の2.5インチHDD「MJA2500BH」。500GバイトのSerial ATAモデルで、8Mバイトのキャッシュを備える。回転数は5400rpmだ。価格は1万円前後。ツートップ秋葉原本店は「2.5インチHDDの売れ筋は500Gバイトモデルです。これまで、サムスンやシーゲイトなど多数のメーカーから登場していますが、ようやく富士通製も選べるようになりました。換装目的で富士通製を待っていた人もいるので、好調に売れると思います」と語っている。
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