PC USER Pro

極薄軽量のNetbookキラー、「VersaPro UltraLite タイプVS」が“熱くならない”秘密を探るええ、確かにカタチはジミですけど(3/3 ページ)

» 2009年06月12日 15時56分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

「熱くならない」ので、手のひらも暑くない

 タイプVSはボディにパームレストがなく、キーボードの下にも発熱部品がないため、使用時にPCが発する熱をほとんど感じずにすむ。アイドリング時と10分間のベンチマークテスト後に複数回計測した、各位置の平均温度は以下のとおりだ。

photo A:CPU付近、B:SSD、C:インタフェースボード、D:キーボード、E:スチール製オフィスデスクの温度(タイプVS利用時はパームレストとなる)を計測した

動作時の温度 アイドリング時 高負荷テスト後
A 34.4度 40.2度 5.8度
Aの底面 35.5度 39.2度 3.7度
B 33.4度 38.8度 5.4度
Bの底面 34.0度 37.4度 3.4度
C 31.0度 35.2度 4.2度
Cの底面 30.2度 32.5度 2.3度
D 29.4度 32.2度 2.8度
Dの底面 27.4度 30.4度 3.0度
E 27.2度 28.5度 1.3度

 CPU付近「A」やSSD付近「B」の温度がある程度高くなるのは予想が付くが、それでもこのくらいだ。そして、キーボード付近「D」の温度は机の温度「E」と大きな違いがない。つまりキーボード操作時は手のひらに熱を感じない──机の上に手を置いた時とほぼ同じ温度であることが分かる。

 一方、(特別な発熱部品はない)インタフェースボード付近「C」は、キーボード付近「D」とさほど変わらない温度だったアイドリング時と異なり、高負荷テスト後はかなり温度が上がった。これは「A」や「B」の熱がボディの横方向に伝わっている──カーボングラファイトシートの効果が表れていることを示すといえる。

 基板の表向きに実装するCPUの熱は、約6割が上面から、約4割が基板を通して底面から放熱するという。PCをヒザの上に置いて使用すると確かに熱は感じるが、心配になるほどの温度にはならない。それより、机に置く通常スタイルにおいて熱さと暑さをほぼ感じないのが非常に大きなメリットだ。本機を導入すればこれから季節は特に、PC使用時に「手のひらに汗をかいて不快に思う」ことがほとんどなくなると思われる。


「VersaPro UltraLite タイプVS」の使用時温度を計測(表)
(表示されない場合はこちらから)


「VersaPro UltraLite タイプVS」の使用時温度を計測(裏面)
(表示されない場合はこちらから)


 次回は、Windows XPとVista双方、そして他機種と比べたベンチマークテストを行う予定だ。


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月22日 更新
  1. 2026年版Surfaceはどうなる? 正面衝突を避けるMicrosoft、10万円切り「MacBook Neo」対抗への秘策はあるか (2026年04月21日)
  2. “世界初のPC”って何だ?――「VAIOの日」(8月10日)に発表へ ノジマ野島社長が明かすVAIOの現在地 (2026年04月22日)
  3. ノートPCの拡張性を大幅に向上、デスクトップ並みの環境を構築できる「UGREEN Revodok Pro 314」が43%オフの1万2590円に (2026年04月20日)
  4. エレコム、Type-Cドック機能を備えたアルミ製タブレットスタンド (2026年04月21日)
  5. 「REGZA」ブランドからワイヤレスイヤフォン登場 国内初の「RGB Mini LED搭載液晶TV」も追加投入 (2026年04月21日)
  6. ノジマが約1100億円で日立の家電事業を傘下に 2026年度中(予定) (2026年04月21日)
  7. 「SwitchBot スマートデイリーステーション」を試す “今日何着ていこう?”を解決する電子ペーパーお天気端末 (2026年04月22日)
  8. Windows Serverに「帯域外更新」 4月更新の適用で「ドメインコントローラー」が繰り返し再起動する事象を受けて (2026年04月20日)
  9. なぜAppleは「半導体」と「製品」のトップを統合したのか クック退任より重要な「CHO新設」と究極の垂直統合 (2026年04月22日)
  10. ジョブズ氏の帰還からAI時代へ――Appleが描く「パーソナルAI」の未来は原点回帰なのか (2026年04月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年