大型連休期間となる先週は新製品が少なかったが、いくつかのショップには新しい目玉アイテムが入荷していた。最も注目を集めていたのは、ZOTACのベアボーンキット「ZBOX HD-ID11」だ。価格は3万円弱で、在庫は少数。
ZBOX HD-ID11は、Atom D510を搭載する第2世代のIONプラットフォームを採用したベアボーンで、ノートPC向けのDDR2メモリと2.5インチドライブを組み込むことでPCとして使えるようになる。CUDAやDirectX 10.1に対応し、IEEE802.11b/g/nやギガビットLANが利用可能だ。ボディサイズは44(幅)×188(奥行き)×188(高さ)ミリと、外付け光学ドライブ程度の大きさに抑えているほか、付属のマウンタを装着するとVESA規格に対応したディスプレイの背面にも固定できる。
入荷したテクノハウス東映は「第2世代のIONを搭載しているうえ、Atomの最新タイプなので、従来のIONよりも高いグラフィックス性能が期待できそうです。液晶ディスプレイに装着して一体型マシンを作ったり、AVラックに横置きするリビングPCとして活用できるでしょう。無線LANを標準搭載しているので、本体のドライブ容量は少なくても大丈夫ですしね。いろいろな使い道が考えられる製品だと思います」と評価していた。
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